私だけの愛しき心の中

信仰がなくては悪意に勝つことはできない

自慢の担当、加藤シゲアキが結婚した。

ああ、、、とうとう文字にしてしまった。

 

直視しないようにしてきた現実から目をそらすために、意地でも“結婚”の二文字は使わないようにしていたけど。

 

かねてより周りの友達に「シゲアキが結婚したらどうなるかわからない」「別にリアコとかじゃないし結婚したいわけじゃないけどでもシゲアキが結婚するのは無理」と言っており、そりゃもうはちゃめちゃにダメージをくらいまして、、、

 

まだ全然立ち直れてないし、気持ちはぐちゃぐちゃのままだし、日付は変わって3月3日でもないけど、私の中の担タレ人格が加藤シゲアキなら自担の結婚というビックイベントをエッセイのネタにしないはずがない』と言っているので、この日を忘れないためにブログに書き記しておこうと思います。

 

先に言っておきます。私は紆余曲折あってNEWSに出戻ってきたオタクであり、加藤担歴は10か月ぐらいの超ド新規オタクです。ずっと加藤さんを一途に応援してきたわけではありません。ド新規が何をほざいてるんだと思われる内容になるかもしれませんが、そのへんもまるっと許容できる方だけ読んでいただければと思います。

 

 

 

 

 

なんでもない日曜日。

絶賛就活中なので、ES書かないとな~なんて考えながらお昼ご飯を作って、さあ食べようと椅子に座って、何気なく開いたメールボックス

 

加藤シゲアキよりファンクラブの皆さまに大切なご報告がございます。』

 

いつかのラジオのことを思い返しながら、わけもわからぬままログインした先にあった、世界で一番大好きな人の大きな決断のご報告。

 

ざっと目を通したけれど夢か現実か分からなくて、そのままSNSの世界に移ると、驚きと祝福の言葉で埋め尽くされていて、ああ、現実だったんだって。私の幻覚じゃなかったんだって。

 

何回も何回も、もし“その日”がきたらどうしようって考えたりもしたし、年齢的にある程度覚悟はしてたつもりだったけど、やっぱり全然無理だった。世界で一番大好きな人が、ずっとみんなの加藤シゲアキでいてくれるかもなんて思ってた人が、たった一人の相手を決めたんだという現実が。何よりも大好きな人の大きな決断に対して、心の底から祝福できない器の小さな自分と向き合わなきゃいけないのが。全部ひっくるめて無理だった。

 

私が加藤さんに対して抱いている“幸せでいてほしい”って気持ちに何ら嘘はなくて、それだけはこの時も今もずっと変わらず願い続けてるけど、その幸せのための決断に対して素直に祝福できないことがもう辛すぎて。本来共存しないはずの気持ちを一つの心で抱いてしまっているから、胸が張り裂けそうなほど痛くて。

 

 

大好きな人が祝福されてるその事実は嬉しいけど、直視するには眩しい言葉たちだらけだったので、ご報告の文章だけを何回も何回も読み返した。もう暗記したよ、読み返さなくても覚えてるよってなっても読み返した。あまりにも私の好きな加藤シゲアキが詰まってたから。まさかご報告の文章を読んで、もっと好きになるなんて思わなかったよ。これは予想外だった。

 

 

どこまでもファンに対して誠実で、いつもどこかでファンのことを考えてくれてる何も変わらない加藤さんが文章の中にいた。“愛と最高のエンターテインメント”を届けると宣言してくれた。たまらなく好きだなって思った。やっぱり自慢の担当だなって。

 

でも一方で、本来幸せであふれるはずなのに『晴れやかな気持ちばかりではございません』なんて言わせてしまうのは、私みたいなめそめそしているオタクがいるからだろうな、なんて申し訳なく思う気持ちもあって。日本中にたくさんいると信じてますけど。(同志がいないと生きていけないので)

 

そりゃまあアイドルだし、幸せです!!!オーラ全開にされたら生きていけないし、アイドルとしてはある種正解の、当たり前の感情なのかもしれない。それをちゃんと言葉にしてくれる加藤シゲアキのことはやっぱり大好きで、言葉にさせてしまう自分のことは嫌いになっちゃうなって。

 

 

ちょっと前までの私は『アイドルが結婚なんてするな!結婚したいならアイドル辞めてくれ!』って思ってる過激派オタクだったので、加藤さんの決断を受け止めることもないまま担降りしてたんだろうけど、アイドルである前に“人として”加藤シゲアキのことを好きになりすぎちゃったから、そう簡単に割り切れなくなったんですよね。一人の人間として、ちゃんと幸せになって欲しい気持ちが大きくなったからこそ、スパッと割り切れなくなったんだろうなと。

 

じゃあ素直に祝福してあげなよ!って思われるかもしれませんけど、“アイドルとして”加藤シゲアキのことも好きになりすぎちゃったから、多分無理なんですよね。みんなの加藤シゲアキとして沢山の夢を見せてくれる所が大好きだったから。ステージできらきら輝く姿が、ファンのことを想って曲やグッズを作ってくれるところが、本当に大好きだから。今後その姿を真っ白な気持ちで直視することは出来ないかもしれないって思ったら、さみしくてたまらない。

 

 

こんなようなことをずーっとぐるぐる考えながらご報告を読み、気力が回復したらLINEやDMを返し、またご報告を読み、、、を繰り返していたら、増田さんのブログが更新された。自分でもびっくりしたんですけど、増田さんのブログが1番泣けました。(ちなみにここまでもずっと泣いてます)

 

なんでしょうね、タイトルもそうですし、まっすーワールド全開の縦読みも、飽きるほど聞いたシゲ加藤!オリゴ糖!の前にある言葉がありがとうじゃないことも、全部涙腺を決壊させてきました。なにそれどういう意味なのって笑いながら泣いてました。マネージャーさんちゃんと校閲したの?って思いながら。何よりメンバーからの祝福でより一層現実を突きつけられたことによる涙だったかもしれませんが、とにかく泣きました。いつも押してるLIKEが押せない自分も嫌で泣きました。

 

 

小山さんのブログも、2人のインスタもいいねなんて押せなくて。はあ〜ほんと自分が嫌になるって思いながら、バイトの時間が迫ってきてたので、なんの意味もないけどいつも以上に気合い入れてかわいくメイクして、お気に入りの緑のトレーナーをきて、外に出た。バイト飛んじゃおうかなって思ったけど、このまま1人でいてもネガティブになるだけだし、今日のメンツ的に私がいないと回らないなって変に責任感も感じて、結局そのままバイトに行った。

でもその前に本屋に寄った。加藤シゲアキの本がいっぱい並んでて、気がついたらめちゃめちゃ本を抱えてた。単行本3冊に文庫本9冊。“もしかしたら報道を見た誰かが加藤さんの本を買いたいと思うかもしれない”と考え、在庫切れにならないギリギリの冊数を攻めた結果がこれでした。

言葉で祝福してあげられない私からの精一杯の御祝儀です。印税として加藤さんの懐に入る額は微々たるものになるとは分かってるけど、でもなんか買わずにはいられなくて、やっぱりオタクな自分がちょっとだけ好きになった。

 

 

大量の本を抱えながらバイトに行って、労働して帰ってきて、いよいよ孤独な夜が始まって。孤独だと思ってたけど話を聞いてくれる友達に救われて、でもそんな友達もみんな寝てしまったから本当に孤独な夜がきて、今に至るという感じです。

途中からあんまり記憶がないし、お腹すいてるはずだけど食欲はなくて、なぜか鳥肌が止まらなくて。まだ私は現実を受け入れられてないのか、、、もうそろそろ腹を括りなよって自分でも思ってるんですが中々難しくて。

 

でもたくさんのことをぐるぐる考えた末に出した答えは、何も変わらないってことだった。

これからも加藤シゲアキは自慢の担当だし、祝福を意味する5文字は言えないままだけど、いつか心の底から言える日がくるように、私も自分の幸せを探しながら生きる。

ツアー期間はNEWSと一緒に全国を回って、CDや小説が出る度に気の済むまで買う。“その日”がくるまでどうなるか分からなかったから、この気持ちも変わっていくかもしれないけど、でも今は何も変わらないって思うことにする。

 

 

だから、加藤さんに“幸せでいてほしい”って気持ちも全く変わらない。日本中のファンを泣かせることになると分かっても、自分の幸せのためにたった1人に生涯の愛を誓ったなら、そんな現実で頑張って息をする。たくさんの人を幸せにしてきた加藤さんに、誰よりも幸せでいてほしいから。

 

 

大好きな加藤さんがくれた大好きな言葉を信じる。『僕がすることのすべてはファンのみんなを笑顔にしたくてやっていること。』『命ある限り一生懸命頑張る。』『これからも追い掛けがいのある人でいられるよう走っていくから。

あなたが創り出すエンターテインメントが大好きな気持ちも変わりはないから。これからもファンのことを幸せにしてほしいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

って言いつつまだ全然立ち直る気配なくて!

人生で初めて味わう気持ちすぎて、どうやって咀嚼していいかもわからないまま時間だけが過ぎてしまうよ!祝福の言葉や結婚の2文字を見るだけで胸の鼓動は速くなるし、夜が来る度孤独に押しつぶされて泣いちゃうと思う。

 

 

 

それでもいつか、発表当日に本めっちゃ買ったバカなオタクだったな〜って自分の行動を微笑ましく思う日がくるように。3月3日に素直な気持ちでこの決断を祝福できる自分になれるように。CHANGESやヒカリノシズクを聴いても泣かない夜がくるように。

そんな日が、そんな自分が、そんな夜が手に入った時、変わらず加藤シゲアキが自慢の担当でありますように。

 

 

 

 

 

ダラダラ書き殴ってしまいましたが最後に。

 

沢山あったはずの生きる意味が一つ一つ手からこぼれ落ちていってしまった私の人生の中で、唯一手を握り続けてくれているのがNEWSであり加藤さんです。そんな3人には感謝の気持ちしかないですし、手に入れたいと思った幸せは全て掴み取ってほしいです。

 

そして、自分の手で幸せを掴み取り、大きな決断を下した加藤さんは、私にとって世界で一番カッコいいアイドルです。

 

そんなあなたに私が願うことはこれだけです。

 

 

世界で一番大好きな加藤シゲアキさん!!!

 

世界で一番幸せでいてね!!!

あなたをなぞって、感銘を受け、よりいっそう好きになる。

タイトル何言ってるかわかんないと思います。すみません。加藤シゲアキがすげえって趣旨のブログです。

 

11月20日に情報解禁があり、12月20日に発売され、加藤シゲアキ大先生が解説を書かれた小説といえばそう、『2020年の恋人たち』です。

 

大人の恋愛小説の解説をされるということで、とてもとても楽しみにしていたんですが、年末年始の忙しさが思ったより尾を引き、中々まとまった時間がとれず、2月になってようやく読み終えました。

で、読む前から決めていたことがありまして、確か加藤さんがラジオで「ぜひ読み終わったら解説を書いてみてほしい」という趣旨のことを仰っていたので、中学生の時に書いた読書感想文ぶりに感想を書こうと思っていました。自分で解説を書いた後に加藤さんの解説を読もうと思ったんですが、これを書くのにも中々の時間がかかりまして…

それでも解説書いてみて良かったと今は思ってます!もし未読の方がいればぜひぜひ書いてみてもらいたいです。

ということで、ここから先はネタバレ全開の本の解説&感想になっているのでご了承ください。とっくに読み終わってるわ!という方は、私の拙い解説は読み飛ばしてもらっていいので、後半部分の解説についての感想の所だけ読んでもらえたら…と思っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで、まずは私の書いた解説?感想?になるんですけど、正直恥ずかしいくらい拙い文章でして…でも加藤さんが誰かに読まれることを前提に解説を書かれた以上、なるべく私もその形に則りたいと思いましたので、ここに載せます。

ただほんとのほんとにお見苦しいと思うので、読まれる方は温かい目で見てもらえればなというのが本心です。お手柔らかに。

 

 

 

 


 

恋なんてしなくても、恋愛がなくても、人は幸せになれるし少なくとも私は幸せだ。私はそう思いながら今日まで生きてきたし、この小説を読み終わった今もそう思っている。でもこうやって、0か100かみたいな極端な思考で自分を縛っている私はまだ子どもなんだろうなと思う。それが、“恋なんてしてもしなくてもいいのだ”と言える、大人な葵との違いだろう。

 

物語は2018年春、主人公前原葵が母親を事故で亡くした夜から始まる。女手一つでワインバーを経営し、沢山の男性常連客を抱えていたバイタリティ溢れる母親の突然の死。葵の元に残されたのは、リニューアルオープンするつもりだったワインバー。お店を人手に渡すという選択肢もあったが、葵は自分がお店を継ぐことに決める。

 

そんな葵の人生には、様々な男性が関わってくる。ワインバーの常連客で、葵の母親から経営の相談相手として頼られながら、葵を密かに想い続けていた幸村さん。妻や子どもがいながらも葵の母親と愛人契約を結ぶ稲垣さん。葵と同棲中の恋人で、リストラと葵の独断による行動をきっかけに引きこもりとなり後に別れることになる港。有名雑誌の副編集長であり、既婚者でありながら葵との仲を深めていく瀬名さん。葵のワインバーの近くで飲食店を営む海伊さん。

 

葵は強い女性だ。沢山の選択を自分の手で下し、自分の人生に自分で責任をとりながら生きてきた。母親のお店を継ぐことも、港と別れて1人で生きていくことも、瀬名さんとの関係を進めないことも、海伊さんに別れを告げることも。そんなこと当たり前だと言われればそうかもしれないが、案外自分の決断の責任を、他人に委ねる人は多い。港との間に出来た子どもを堕ろすという決断を、葵は独りでした。話し合うという選択は取らずに、全て自分で背負うことを決めたのだ。結果的に、港との溝を深めることになってしまったが、葵はその決断を間違っていたとは思っていない。ただ、そんな自分のことは誰より嫌いだとも思っている。葵の強さと、正しさだけが正解ではない人と人との営みの難解さが描かれたエピソードだと私は思った。2人の関係は、港が実家に帰ったことで終わりを迎える。葵は振られたように見えるが、私はそう思わない。港が家を出たのは港が出した答えであって、葵は自分で区切りをつけていたと思う。港がリストラされても、子どもを堕ろしても、葵は強くあろうとした。

 

瀬名さんとの恋も進めないことに決めたのは葵だ。子どものいない瀬名さんと不倫をするのは、子どもがいる上で愛人契約を結んだ稲垣さんと母に比べればリスクは少ない。海伊さんと別れることを決めたのも葵。父親からの愛や父性に飢えていた葵が、この2人に惹かれるのは必然だっただろう。自分を構成する要素の中で、足りない部分を恋人に求めたのだ。海伊さんのことを「沈黙に滲む優しさや情がはっきりと伝わってくる。緊張しながらも、守られているような気分になった。」と言葉にしている。家族は安心をくれる存在で、でも葵にとっての家族は安心をくれる存在ではなかった。危うさと隣り合わせで、自分に矢印を向けてくれない。葵にとって恋人とは、家族がくれなかった安心をくれる存在なのだろう。友達や職場仲間ではなく、血のつながりはなくとも、自分に近くてでもよりあたたかい血が流れる人。そういった存在になりうるのが瀬名さんであり、海伊さんだったのだ。葵は強くてしっかりしているように見えるが、実態のないものにすがりながら生きていたいと思う弱さも秘めていた。しかし自分の心の奥深くの声に耳を傾けてこなかった。その声に向き合ったことで葵の考えは大きく変わる。しかし葵が変わるきっかけをくれたのは、恋人になり得ない人の方だ。

 

葵の母はもちろん、葵の義理の妹であり、事業の失敗を機に夫と離婚した箱入り娘の瑠衣。夫の海外赴任に帯同したが、離婚を迫られ一時帰国中の叔母。京都で出会ったセレクトショップのオーナー芹。葵の上司である部長。そして、葵がお店を始める際に採用し、共にお店を創り上げていくことになる松尾君。

 

葵の決断を左右する、重い言葉をくれるのはこちらの人ばかりだ。好かれたいとか、良く思われたいとかそういう気持ちが薄いからこそ、良くも悪くも真っ直ぐな言葉が飛んでくるのだろう。特に母親の存在は大きい。葵も母の影響を受けている自覚はあるが、葵の感覚以上に葵の生き方の影には母の存在があるのだ。男性に、人生に何を求めるのか。「裏切られるくらいなら、手に入れないほうが傷つかずに自由でいられる。」稲垣さんと愛人関係を続ける母の心情を、葵はこのように語っていた。葵はこの母の自由さに振り回されてきたともいえる。同じ生き方を選ぶこともできたが、葵はその道を選ぶことはなかった。でも、どの道を進むにしても母の存在を無にすることはできなかった。

 

そんな葵の人生の、アクセントになってくれたのが芹だ。瀬名さんとの関係を、いつでも戻れるものととらえていた葵に対し、「戻れることなんて、なくないですか?」と言い放った。そして葵は最終的に、戻れないから進むのをやめた。戻るという行為は葵にとって確実にとることができる選択だったが、芹さんの言葉をきっかけに保証された行為ではなくなった。保証がないことにすがるのをためらうようになった葵にとって、貴重な言葉になったに違いない。進んで、戻れなくなって、母と同じ運命をたどることになったかもしれない。葵の人生から、母を解き放ってくれた言葉になったと思う。

 

そして、何より大きな存在になったのが松尾君。言わばビジネスパートナーであり、周りから見れば一番恋人に近い存在に映るが、葵と結ばれることはない。ずっと葵と対等でいてくれた人だ。恋人にはならなくても、大切な存在でいてくれる異性は、葵にとって貴重な存在となる。いや、葵を飛び越えて、こういった存在を求める現代人は多いのではなかろうか。恋愛感情はなくとも、信頼できて安心できる存在。葵の言葉を借りれば、自分の分身のような存在。多様性が叫ばれる世の中で、男女に代表されるような人と人との関係も多様化している。葵は松尾君に出会ったことで、また強くなれたように思う。

 

出会い、別れ、考え、悩み苦しんできた葵は、手放してはならない『私』という存在を認識した。知らず知らずのうちに他者にすがって生きてきた葵は、たくさんの決断を経て『私』を手に入れた。私が私であるならば大丈夫。恋をしてもしなくても、まっすぐ立って生きていけると悟ったのだ。葵は大人になった。恋愛を避けている私とは違う。恋愛をあまたある生き方の一つとして位置づけられるように、人は出会い、別れ、考え、悩み苦しんでいかなくてはならないのだろう。葵はそんなことを私たちに示してくれたのだ。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして解説を書き終えた後も恥ずかしさはなくならないんですけど、あんまり言いすぎるのもどうかと思いますし…

 

はい!もう私の解説は置いといて、加藤さんの解説の話をしましょう!

いやもうほんとに凄い!プロの作家が解説を書くとこんなにも本の解像度が上がるのか…と思い知らされました。自分で解説を書いてみたことによって、よりその思いが強くなったように思います。

知識があるとこんなに深い恋愛小説の読み方ができるんだなと。恋愛小説を読んだのは中学生ぶり?とかだったので、はぁ~恋愛小説に必要なのは喪失と不在なのか~という基本のキから教えてもらえて、もうこれぞ解説!って始まり方でしたね。他にも、シールド→りんご・ビール→麦という違い、赤と白という違いから、葵と母の対照性を浮き彫りにさせているのがすっげえなって。思いもよらなかったんですけど、その読み方できたら奥深さ出るよな〜って。いやまじで作家すげえよ。知識ってこうやって使うんだなって思わされました。松尾くんのセリフで『はっきりした青と暗い青が一つになって、ゴッホの絵みたいですね』っていうのが好きで、こういう教養ある言葉がサラッと出せる大人になりたいと思いました。そしてその教養ある大人がまさしく加藤さんでした。精進致します、、、

 

あと解説を書いて思ったのが、月とすっぽんぐらい差があるのは大前提として、ほんのすこ〜しだけ同じようなことが書かれているとめちゃんこ嬉しくなりますね笑 わかる〜!そうだよね!!!ってバカデカボイスで叫びたくなりました。

 

あとはスペイン旅行のところ、葵にとってターニングポイントになっていることはわかっても、どう触れていいのか分からなくて諦めたんですけど、解説を読んでほぉ~そういうことかと。やっぱり知識がないと深層のところで理解できたとは言えないし、言語化もできない。というか触れ方が分からないからあきらめる時点で解説失格ですよね…精進いたします(2回目)

 

というか解説だけでも短編小説として成立しそうなくらいオシャレでスマートな文章になっていて、本編の温度感に合わせた解説になっているのも流石だなあと思いました。自分が書いてみて、温度感合わせるのめっちゃむずいなって思いましたし、書きたいことを全部つめることはできなくて、どうしても取捨選択が必要になるなって思って。そこも上手くて本当に脱帽しました。恐れ入りました。すげえっす。

 

語彙力どこいったん?って感想ですみません、、、精進致します(3回目)

 

ちょっと解説では触れられなかったけど好きなシーンが沢山あるので、サクサクにはなりますが感想を残しておこうと思います。

※結構加藤担としての感想が多くなってると思います。

 

『業界の人って、洋服を羽織るみたいに業界人っていう自意識を着てるな、と思って。』という葵のセリフ、加藤さんはどう読んだのかが気になる。意外と二分されるんじゃないかなって私は思うので。

最近は動画が主流で音楽が流行っていないという後輩からの言葉を受けた葵が、『それなら彼らはまぶたを閉じたときに広がる世界を知らずに、目を開け続けているのだろうか。』と思う場面。どっちがいい悪いとかは無いけれど、その世界を知ることがなければ、無意識のうちに世界を狭めてしまうことになりそうだよなと。

『その人自身に惹かれて、ただ存在しているだけで嬉しいことが、恋とか愛じゃない?なにかを与えてくれるから好きになるわけじゃないよ』このセリフまんま私が加藤さんに抱いている想いと一致するんですが、これはつまり恋ですか?でもやっぱり与えてくれないと気持ちが覚めてしまいそうだから、恋や愛とは違う感情なのかもしれない。でも私は加藤さんが生きているだけで嬉しいって思うので、これは“推す”っていう感情なんだろうか。難しいですね。

 

 

 

『2020年の恋人たち』とっっっても面白かったし、加藤さんの解説のおかげでより解像度が上がったし、思い出に残る作品がまた1つ増えたこと、とても感謝しています。加藤さんの一言がきっかけで、普段なら絶対しない“解説を書く”という経験ができたのも良かったなって思っています。1冊の本で、世界がぐっと広がりました。次はそうだな、24歳になったら小説を書いてみるのもアリかな〜なんてほんのちょっと思っています。小説家になりたい訳じゃないし、完全に趣味の領域ですが、加藤さんをなぞるように生きてみたいなって思ったり。その時の自分の状況によりけりですけどね。

 

以上、加藤さんの言葉に素直に従い解説を書いたオタクによる感想ブログでした!

次があるなら加藤さんの恋愛小説の解説を書きたい!ので、その時までに知識をためておきます!

今、アイドル20年選手を応援することの『興』

NEWS 20TH ANNIVERSARY LIVE 2023 IN TOKYO DOME BEST HIT PARADE!!! 〜シングル全部やっちゃいます〜

 

楽しかったあああぁぁぁぁああああぁぁぁぁぁああああ!!!

 

12月はこのライブのためだけに生きてきたと言っても過言ではない。それぐらいとても楽しみにしていた東京ドームライブは、期待を遥かに超越する楽しさでした!NEWSにしては珍しく、セトリのほとんどを事前に知らされていたけど、特に初日はイントロがかかるごとに大きな歓声が上がって、5万5千人の一体感を味わうことができました。

ライブ中は色んな感情が押し寄せてきたけど、ライブが終わった第一声が「楽しかった!」だったので、本当にお祭りと呼ぶにふさわしいライブだったと思います。

 

…とは言うものの実際涙があふれてしまうシーンも多々あり、というかしょっぱなからそうだった訳ですが(笑) 加藤さんが笑ってほしい、笑顔でいてほしいとよく口にされるので、こちらとしてもなるべく笑顔でいるように努めているのですが、いかんせんオタクという生き物は感情が高ぶると涙があふれてしまう性質なのでお許しいただきたい。決して悲しいから泣いているわけではないのです。感動しているんですよ。

 

まあ、そういった部分もまるっと含めて楽しかったということなんですが、感想ブログを書くにあたって少し考えまして。加藤さんのここが良かったとかここがかわいかったとかはすでに沢山の加藤担の皆様がポストしているので、今更私が書くことでもないと感じています。そこは長年加藤担をされている方々の言葉の方が伝わりやすいと思っていますし。過去のライブと比べて…みたいなことは出戻り新規の私の出る幕はありません。

じゃあ私に書けるブログって何だろうって考えたときにまず思い浮かんだのは、『他Gの20周年ライブと比べてどうだったか、何を感じたか』です。どちらが優れているとかそういうことではなく、周年ライブというくくりは同じなのにグループによって色が違うなっていうことを感じて、そこから見えてきた今のNEWSの良さもあったので、それを文字に起こしてみるのも面白いんじゃないかと。

そしてもう一つ。『20年のキャリアがあるアイドルを新たに応援し始めることの良さについて』です。自分の担当に対して「もっと早く好きになっておけばよかった…」なんて感情を抱くのはオタクあるあるだと思います。私もその一人です。私の友達には、こういった思いをしたくないからとジュニアのオタクをしている人もいます。でもちょっと待ってよって思うんです。今からでも遅くないよって。今には今の楽しさがあるよって。そういったことを伝えずにはいられないライブだったなって思います。

 

なので順番に書いていこうと思います。例によって長文ですがしばしお付き合いください。

 

 

 

『他Gの20周年ライブと比べてどうだったか、何を感じたか』

 

他Gといっても私が経験したことのある20周年ライブは嵐の『5×20』のみですので、それとの比較にすぎないのですが、嵐はNEWSの直属の先輩ということもあり、NEWSを観ている時に嵐イズムを感じることが間々ありますので、比較対象になりうるんではないかなと。

FC動画で増田さんが20周年に向けての話をしている時に「嵐の5×20みたいなさ 強いワード欲しいよね」というような発言をしていたり、雑誌で加藤さんが『俺は嵐を「アイドルだ」って目で見たことはなくて唯一無二のアーティスト集団って思ってるし、自分たちもそうなっていくべきだと思う。』と語っていたり。プライベートの交流だけでなく、同じアイドルとしてのつながりも感じずにはいられないんですよね。

 

繰り返しになりますが、どちらの方が優れているとかそういったことはなく、どちらも素晴らしいライブでした。そこだけは念頭に置いておいてください。

 

共通しているのは曲数の多さとシングルの占める割合の高さ。NEWSは47曲中40曲、嵐は41曲中34曲がシングルでした。NEWSはコンセプトがシングル全部やっちゃいますだし、嵐はベストアルバムをリリースしているので当然と言えばそうなんですが、20年という節目でシングルに重きを置く姿勢というのは共通しているなと感じました。NEWSはベストアルバムをリリースせず、オリジナルアルバムを引っさげてツアーをしていましたが、東京ドームではあえてツアーと全く別物を創り上げそれがシングル中心だったので、共通点としてカウントしました。

 

そしてシングルの中でも魅せる曲の多さ。嵐は5×20に限らずダンスで魅せることがライブの特徴の一つだと思っているのですが、NEWSも同じく結構な曲数をしっかり踊っていて正直驚きました。トロッコにのってファンサしながらサビだけのメドレー曲が多いかな~なんて想像をいい意味で裏切ってくれました。お祝い・お祭りのムードが出やすい周年ライブでしっかり魅せてくるところ、どちらもプロのアイドルでありアーティストでした。

 

特筆すべきはデビュー曲の位置づけだと思っています。どちらもライブ終盤、グループの歴史を感じる演出の後に披露されていました。嵐は歴代シングルのジャケ写で、NEWSは増田さんのデザインした衣装で、それぞれの歴史を表していました。わかりやすい形で過去を振り返った後に、原点であるデビュー曲を披露するのはやはり周年ライブならではですし、感慨深いものがあるなあと。嵐とNEWSはデビュー日が同じということもあって、デビュー曲の演出が似ていることに深層でのつながりを感じ、勝手に嬉しく思っていました。

 

他にもこまごましたところで共通点は感じているのですが、やはり先輩後輩とはいえ別グループなので異なる部分の方が多く、そこにグループの色があらわれていると思うのでそちらにシフトしていきたいと思います。

 

 

いやまずはNEWSのオープニングですよ。まさかの3人より先にファンが歌うことになるなんて想像もしてませんでした。NEWSはファンの歌声が好きだよな~っていつも思ってたんですが、さすがに好きが高じすぎてませんか?

いや嬉しかったですよ!もちろん。大事なオープニングを任せてもらえるなんてこんな光栄なことありません。後先考えずに最大限の声量で歌わせていただきました。

オープニングって一番輝かしい演出が施されると思っています、嵐がスワロフスキーをバックに登場したように。NEWSはファンの歌声と歓声に包まれることで一番輝くんだなということを実感させられました。ガイドボーカルと歌詞が出ただけで特に指示なくすぐ歌いだせるNEWS担だからこその演出だと思います。私はここでもう心わしづかみにされました。

 

 

で、いきなり抽象的かつ少々重い話になってしまいますが、嵐のライブからは過去や歴史を強く感じた一方、NEWSのライブからは未来を感じました。もちろん嵐からも未来は感じたし、NEWSの歴史も感じましたが、全体を通して感じた印象は前者なんですよね。

嵐から過去や歴史を感じたのは、形を変えることなく歩んできたからだと思います。形が変わっていないから、当たり前ですけど歌割も変わっていなくて、ジャケ写にも今と変わらない顔が並んでいる。“5”という形が変わっていないからこそ逆に個々の変化が際立っていて、若いころはやっぱりみんなシュッとしてるな~とか、CDの声よりちょっと大人っぽくなったなあとか。積み重ねてきた20年の歴史を感じずにはいられないんですよね。あとは『ハダシの未来』のスクリーン映像。2019年のマルチアングルで観ると、過去の沢山の映像の中心に今の5人がいて、個人的に1番歴史を感じた演出でした。長く続けてきたからこその演出、圧巻でした。

 

NEWSからも””を強く感じました。ソロ曲もなく、誰か一人が際立つような演出もなく、ずーっと3人でステージに立っているのがとても印象的でした。EXPOツアーで過去から現在へのつながりを感じられる演出が多かったからこそ、ドームでは3人の姿を強調していたのかななんて思いました。過去のシングルが中心なのにこんなにも未来を感じられるとは、胸がいっぱいだし圧巻でした。

 

NEWSから未来を感じたのは、形が変わってもなお歩みを止めず、むしろ攻めの姿勢が増しているからだと思います。久しぶりにライブで披露されたシングル曲は、歌割が大きく変わっていて。聴きなじみのある曲なのに初めて聴いたかのような感覚に陥ることもあって。でもどの曲からも共通して“進化”を感じました。変化を進化にするエネルギーがあるからこそ、NEWSから未来を感じることは必然だなと。

いや、だってあのサッカーソングメドレーを聴いたら加藤担ではなくともそう思いますよね???『壁こじあけてミラクル起こせ』も『We'll be one...』も『魂のブルー』も全部加藤さんのパートになってて、まだ序盤なのにすべてのエネルギーをここで使い切ってしまうんじゃないかと思うくらい全力で歌ってくれるんですよ。しかも加藤さんが歌いきるたびに大きな歓声まであがって。このフレーズを歌わないという選択肢も当然あったと思います。でもNEWSは、加藤さんはこのフレーズを歌ってくれた。NEWSまだまだいけるし、可能性に満ち溢れている!って感じずにはいられませんでした。周年ライブで新しい姿を見せてくれたことが私にとっては新鮮でした。

余談ですがMCでサッカーソングメドレーの話をしてる時に増田さんが「シゲの魂は青より赤って感じだもんね」(ニュアンスです)と話していて、EMMAで加藤さんの衣装を赤にした時と感覚が変わっていないんだなと思い、変化の中の不変を感じ泣きそうになりました。シゲマス𝑩𝑰𝑮 𝑳𝑶𝑽𝑬です。

 

話がちょっとそれますが私が加藤担として歌割的にグッときた箇所は『Love story』→『トップガン』→『フルスイング』です。印象的な大サビが全て加藤さんに引き継がれている曲を3曲も連続で聴けて、ここでも涙が止まらなくなりました。加藤さんの力強くも澄んだハイトーンボイスが堪能できて、加藤さんの歌唱力面での進化を感じられるセットリストだなあと。特にフルスイングをフルで歌ってくれたことが嬉しくて。EXPOでも披露していたし、同じ応援歌として分類される曲がシングルにもあるので、正直フルスイングは歌われないと思っていました。でもフルスイングが多くのファンに力をくれた曲であるということをNEWSもわかっていて、NEWSにとっても欠かせない曲だったから、数少ないセトリ入りしたカップリング曲になったのかなって。EXPOツアーでも涙なしでは聴けない曲でしたがドームももちろんそうでした。フルスイングからも未来を強く感じました。これからのNEWSも変わらず、今まで以上にフルスイングで突き進んでいくんだろうなって、そんな姿をずっと見ていたいなって想いながら聴いていました。

 

過去と未来の対比が一番わかりやすい形で表れているのが周年ソングだと思います。嵐の『5×20』とNEWSの『ROOOTS』は、本当にわかりやすく色が出ているなと。

ROOOTSについては以前もブログにしており、加藤さんパートについて約1万字の分量で語っておりますのでよければそちらを読んでください。

 

min0711.hatenablog.com

 

ROOOTSはやっぱり未来の曲だと思います。サビなんか特に。でも改めて歌詞を見返すと、増田さんパートが過去、小山さんパートが今、そして加藤さんパート、すなわちサビが未来のことを歌っているなと感じました。増田さんは過去の曲名や歌詞をたくさん引用していて、小山さんは今ステージ上に立つ自分がどう感じているかを素直に歌詞にしていて、加藤さんはNEWSのこれからの宣誓ともとれるようなフレーズを散りばめている。そんなバランスの取れた曲になっているなと。でもやっぱりサビが未来のことですし、ドームでは最後のサビを繰り返して歌っていたので、全体を通してみるとやっぱり未来の歌なんです。「ずっと歌える歌にしたい」とドキュメンタリーで加藤さんが語っていたことからも未来の歌であることがうかがえます。

 

一方5×20はこれぞ周年ソングといえる曲だと思います。5×10を想起させる歌詞やメロディー、『あの日』『あの瞬間』『過ぎ行く時の中』『揺れる船』『皆で見た景色』『嘘じゃない今まで』といった過去を懐かしむようなフレーズ、そして何度も繰り返される『ありがとう』という言葉。あたたかくてキラキラした嵐そのものみたいな歌だと思っています。

リリース当時高校1年生だった私は、この曲を聴いていて過去の歌だと感じてはいませんでした。多分そんなに深く考えながら聴いていなかったからなんですけど。でも今聴き返すと、『数え切れぬ夢たち叶った』とか『あしたを見続けてきた。』とか『次は何しようか 気にしないでいいか』とか、過去形の言葉選びがされていることに胸がきゅっとなってしまいます。特に『僕たちからの沢山の愛を 何度何度も伝えていたいの 共に未来を 見つめていたいの 揺れる船に響く近いよ』の部分は、伝えていくよ、見つめていくよって言いきってくれないことに、寂しさを覚えてしまったというか。活動休止が決まっているけど発表はまだっていう状態で、嵐なりの誠意の示し方なのかなって今は思います。

『5×10』では『これからもありがとう』と歌ってくれたのに、やっぱり寂しいなって。今について言及された箇所はあっても未来については触れられていない。どんな気持ちで51回もこの曲を歌ったんだろうって考えても仕方のないことばかり考えてしまいます。

 

ライブでの位置づけも異なっていて、ROOOTSは中盤に組み込まれている一方、5×20はメンバーの挨拶に続く形で本編ラストに披露されていました。

ROOOTSを中盤に持ってくることからも、NEWSは20周年を通過点ととらえているんだろうなと感じました。NEWSは存続の危機が何度もあったグループだし、加藤さんは4人から3人になるときに解散もよぎったと話していたので、続くことが当たり前ではないということを何度も実感してきたグループだと思います。そんなNEWSが20周年という節目を通過点に設定したことは、未来の示唆のように感じていて。当たり前なんてないし永遠なんてないって分かっているけど、でもNEWSが続いていくことは当たり前のことだと思えたし、永遠を願わずにはいられなかった。そんなライブにしてくれて、とても救われました。続けていきたいと口にしてくれることももちろん嬉しいけれど、演出やセットリストからもその気持ちが伝わってきました。

特効の演出も本当にカッコよくて、NEWSにしか出せない覇気を感じたし、C&Rのおかげで一体感もあって、唯一無二の周年ソングになったなあとしみじみ思っていました。2日ともROOOTSで涙が止まらなかった私ですが(加藤さん作詞パートが好きすぎるがゆえ)この曲は野外とかでも映えそうだなって思ったので、あの、まあ、つまりは野外フェス呼んでください。NEWSいつでもいけますんで!(誰?)

 

また脱線してしまったんで話を嵐に移したいと思います(笑)

メンバー5人がそれぞれ、思い思いにライブの感想や20年の思い出を振り返った後で、共に20年を歩んでくれたファンに“届けたい”想いを詞にしたという5×20を披露するのは、周年ライブとしてこの上なく綺麗な演出だと思います。この演出が出来るのは、5×20の左側、5という数字を守って進んできたからこそ。

 

このブログを書くにあたって2018と2019の5×20を見返したんですが、挨拶→5×20の流れは感情を押し殺さないと明日からの生活に支障が出てしまうくらい苦しくて仕方ありませんでした。特に2019年の櫻井さんと松本さんの言葉を改めて聞き返して、こんなにも力強い言葉で伝えてくれていたのに、ついていけなかった自分が、なんでしょう情けないというか、後悔はしてませんが…嵐の見せたいと思ってくれていた世界を受け入れられなかった自分って未熟だったんだなって思いました。今見るととてもかっこいいから。5という数字を守り続けるだけではなく、“and you”という詞に込められているように、ファンすら1人も置いていかないという姿勢。嵐が20年かけて到達した答えのような世界進出だったのに。出会った時から超国民的アイドルで、雲の上の上の存在だったのに、テレビでみる5人は親しみやすい近所のお兄ちゃん集団みたいな心の距離の近さがあって。歌って踊る姿は間違いなくスーパーアイドルなのに、どこか親近感を覚える瞬間もあって。でも全編英語詞を歌う嵐は知らない異国のアーティストみたいで。私の好きな嵐と嵐のなりたい嵐は違ったんだって思ってしまった瞬間がありました。嵐の心はいつだってファンの傍にあったのに。離れていったのは自分の方だったって今ようやく気がついて、涙が止まらなくなりました。

少々自分語りが長くなりましたが、ここまで力強い言葉で未来の話をした後に、今までの感謝を伝える曲を披露するという流れはあまりに美しく、挨拶もセットリスト・演出の一部なんだろうなと感じました。挨拶と5×20はお互いの足りない所を補い合っているように見えました。でも、嵐の語る未来は、“期限付きの未来”にすぎないので、やっぱり寂しいなあって思ってしまいます。

 

 

NEWSのラストの演出は、挨拶がわりにビデオメッセージでした。そこで語られたのはメンバーへの想い。20年の歴史を振り返りながら、思い思いに語っていましたね。

加藤さん、非常にキザでした。お手紙というチョイスから完璧に加藤シゲアキでした。笑いも交えながら、ゆっくりと、一言も零さないように2人への想いを口にしていましたね。増田さんには「衣装もいつも素敵なものを本当に、本当にありがとう。」と言っていましたね。バラエティでは重いとか暑いとかよく言っていますが、感謝とリスペクトの気持ちが奥底にあって、でもその本音はファンの前だけで、お手紙という形で伝えているのが不器用な加藤さんらしいな、なんて思っていました。小山さんには「お腹が痛くなるくらい笑い合える」と言っていましたね。20周年のFC動画を見返して、ラマのモノマネをする小山さんを見ながら大笑いしている加藤さんを見て、あぁ表でも裏でもこんな風に笑いあっていて、そういう何気ないことを幸せに感じて、大切に覚えている人なんだなって思いました。

ここまででもう充分胸いっぱいだったんですが、最後がね…

一緒にいることを諦めないでくれてありがとう。

絶妙な言葉選びなんですよね。一緒にいてくれてありがとうじゃなくて“諦めないで”いてくれてなんですよね。4人で最後だと思っていた加藤さんにとって、彼の脱退が決まった時、NEWSを続けるかどうかを悩んだからこその言葉選びだととれて。加藤さんの中でNEWSでいることを諦めようとした瞬間があったけど、二人の気持ちがそれを繋ぎ止めてくれて。ありがとうと伝えているということは、加藤さんは今3人でNEWSでいられて幸せなんだろうな、だからこその感謝なんだろうな。私からも二人にありがとうって言いたいし加藤さんにも言いたいよ。

 

NEWS大好きBIGLOVE Forever

 

どうかどうかどうかもう誰もNEWSを諦めないといけないのかなって思うような出来事が降りかかりませんように。おじさんになってもおじいさんになっても3人肩のぶつかる距離で横並びでいてください。オタクのエゴ爆発ですみません。でもNEWSがNEWSでいたいと思ってくれている間はその姿を見せ続けてほしい。

NEWSよ永遠であれ。

 

この時点で気持ち悪いくらいのポエムを量産しながらぼったぼたに泣いてるのに、最後の曲が『劇伴』なんてズルすぎる。NEWSもキザだったわ。シングル全部やってみ~んな懐かしい気持ちになって、ビデオメッセージでそこら中すすり泣いてて、20年の歩みを振りかえってきて、最後に打ち出したのが

僕らきっと明日への途中

どんな名シーンが君を待つだろう

ってメッセージなのほんっっっとうにやってくれたなNEWSは!

劇伴は全編を通してまさしくNEWSって曲ですし、20年で巻き起こった様々なことをすべて抱えて強くなったNEWSが歌うからこその説得力がある曲で。EXPOツアーでもラストに歌われていましたが、そのときよりもさらに力強さが増していたように感じました。ツアーでもドームでも劇伴をラストにもってきたということは、劇伴ってNEWS20周年の裏テーマソングだったんだろうなと。(私的テーマソングはDifferent Livesです)

NEWSの未来は名シーン確定です!

泣きながら胸の中はあったかくなっていました。

現状先のことは本当にわからないけど、NEWSなら永遠を現実にしてくれるんじゃないかなって思える演出でした。何回もくどいと思いますが未来を感じられる最高のライブでした!

 

20年って生まれたての赤ん坊が一人前の大人になるまでにかかる時間で、その歴史をどう振り返るのかに、グループの特色が良く表れていてとても興味深いなと改めて思いました。嵐とNEWSどちらも素敵で、私は20年間ずっと応援してきたわけではありませんが、この節目をリアルタイムでお祝いできたことは心のお守りです。

嵐は歴史を強く感じて、NEWSは未来を強く感じたライブでした。

 

 

一旦これを結論として次に行きます。そうでもしないと一生書き続けてしまうので。

 

 

 

『20年のキャリアがあるアイドルを新たに応援し始めることの良さについて』

 

NEWSが好きですっていうとたいていの返答が「なんでNEWS?もっと年代が近くて勢いのいい若手がいるじゃん?」なんですよ。これNEWS担あるあるじゃないですか?

言いたいことはよくわかります。NEWSは世間一般から見たら王道アイドルではないですし。成長する過程が見たいとかそれを応援したいっていうなら、確かにNEWSは対象から外れるかもしれません。

 

でもね

 

 

 

 

 

 

 

NEWSって進化し続けているんですよ

 

 

 

 

成長と進化って何が違うん?って言われたら、私なりの答えは

 

新しい武器を手に入れることが成長

持っている武器を磨くのが進化

 

になります。

できなかったこと、やったことがないことができるようになるっていう成長は確かにわかりやすいし応援のしがいがあると思います。もちろんNEWSにもそれを感じることはありますが、それ以上に今持っている武器を着実に磨いている姿を見る場面の方が多いです。歌唱面で言えば、増田さんはロングトーンを、加藤さんは高音を、小山さんは低音を磨いています。東京ドームでは増田さんのロングトーンが響き渡っていたし、たくさんの高音パートが加藤さんに引き継がれていたし、小山さんの低音は安定感を増していました。キャリアに驕ることなく高みを目指すその姿勢を見たら、応援せずにはいられないし、私も頑張らなきゃなって思えるんです。そうやって驚きと感動と頑張る理由をくれるんです。

 

ね?良くないですか?

なに?

アイドルはかわいさが大事だろって?

 

 

 

 

 

 

 

NEWSくんかわいいの供給怠りません!

 

 

もうアラフォーなのに~って言いながらちゃんとかわいいことしてくれます。

『チェリッシュ』って曲のサビではメンバーの肩つんつんするし、だだっ広い東京ドームでみちみちに肩寄せ合いながら『Happy Birthday』歌ってるし、金剛山の上でオタク置き去りにしながら三人でおてて振り合ってるし

 

加藤シゲアキはMC中ずっと口の端にクリームつけてるし!!!

二階スタンドからもばっちり見てましたからね???クリームついてるって悶えてましたよ。無意識でやってるのあざとすぎる心配になる。

 

もういい大人ですから、プライベートでもずっと一緒とか、べたべたひっつくとかはしませんが、3人の世界できゃっきゃしてる姿愛おしすぎてメロメロになれますよ。

ケーキ手でわしづかみにしてメンバーの口に手ごと突っ込んで食べさせてるんですよ?かわいくないですか?かわいいでしょ!!!

アラフォーなのにかわいいってえぐいです。国が保護したほうが良い。アラフォーのかわいいからしか得られない養分があります。わざとらしすぎない絶妙なラインを攻めてきてくれるの天才なんですよ。ほっこりする、安心できる、そんなかわいさなんですよ。

あと最後のメッセージで増田さんが「NEWSもシゲも小山も大好きだよ。」って言っていたのを聞いておったまげました。こんなストレートな愛情表現をしてくれるなんて。だって“大好き”ですよ!?私だったら恥ずかしくてぜっっったい言えないようなこと最後にサラッと言う37歳アイドルは本物です。悶えました。

ありがとう、大好きって教えてくれて。知ってた!

 

 

ずっとアイドルでいてくれる保証なんてどこにもなくて、いつ目の前からいなくなってしまうかわからない儚さを時として感じることもありますが、3人なりの言葉や態度で“永遠”を信じさせてくれる所もとても良いんです。東京ドームでも強く感じました。

俺たちがNEWSだ!!!」と、ドームで高らかに宣誓する加藤さん。「今までのNEWSも大好きだし、否定はしません。だからNEWS3人でその歴史を塗り替えていくんじゃなくて、アップデートしていきたいなと思います。」と語ってくれるリーダー小山さん。「これからもずっと一緒に歌っていこうね。」と、NEWSで歌い続けることに拘る増田さん。

20年前のデビューした時からずっと応援していられたら良かったなって思うこともありますが、いつ何が起こるかわからないこの世界で、当たり前じゃない20周年の瞬間を共に迎えることができて本当に嬉しかったです。20周年のタイミングでファンになって、心の底からのおめでとうとありがとうを伝えられたのは、ラッキーだったなって思います。

 

 

 

色々ごちゃごちゃ書きましたが、ファン歴半年ぐらいのオタクが1万字を超える感想を書けるんですよ?NEWS応援するの楽しそうじゃないですか?ちょっとでもNEWSに興味もってくれる人が増えたら嬉しいな〜なんて思ってます。

 

長くなりましたがここまでお読み頂きありがとうございます。本当は去年書きあげたかったのですが、直木賞候補作を読むのに追われるなどしている間に、もう1月も後半に差し掛かってしまいました。

河﨑秋子さん、万城目学さん直木賞受賞おめでとうございます!そして加藤さんお疲れ様でした!ドキドキの時間を共有できて嬉しかったです。いつだってファンのことを気遣ってくれて本当にありがとうございます。もう次を見ている逞しいあなたの背中をこれからも応援しています。

 

ドームの感想ブログのはずが最後は直木賞の話になってしまいましたがこれにておしまいです!

 

2023年の最後に楽しいライブをありがとうございました!!!

2024年もNEWSの大活躍を期待しています!!!

とある女子大生のオタク遍歴・その2

どうも。人生の半分以上をオタクとして過ごしている21歳の大学生です。
 
以前のブログの続きです。
 
約11年のオタク人生を勝手に振り返っているのですが、4人中3人の元担当との思い出を振り返ったら、自分の想像以上に長くなってしまいました。本当は現担当のことも前のブログで触れようと思っていたのですが、多分比にならないくらい長文になってしまうので、別ブログにした次第でございます。
 
私の現担当との出会いや今の気持ちなどをとりとめもなく書くだけのブログなので、人が読んで面白いかどうかは不明ですが、お付き合いいただければ幸いです。
 
 
 
 
 
 
 
私の今の担当はNEWSの加藤シゲアキさんです。
出会いから振り返って書きたいんですが、うーん難しいんですよね。正確に出会った(顔と名前が一致した)のは中2とかなんですが、もっと前に観たドラマに出演していたことを後々知ったこともありましたし、色々あって担当になったのは今年なので。ちょっととりあえず全部振り返りますね。
 
 
最初の印象は、元担手越祐也と同じグループで同い年の小説家って感じです。元担が太陽なら加藤さんは月(これはどこかで本人達も言っていたと思います。) イケメンだし頭も良いし、でも影が薄いなーと思っていました。本を読むことは元々好きだったので、NEWSを知った時に『ピンクとグレー』を読んだのですが、なんかよく分からなくて難しい人なんだろうなっていう印象しか残りませんでした。その後既刊のものを読みましたが、アイドルらしくない小説ばかりで、そこが面白くもちょっとめんどくさそうな人だなあなんて感じていました。基本担当しか目に入らないタイプの私は、加藤さんのこと認識はしていたしメンバーとしては好きでしたが、本質の部分は全く分かっていなかったんだなと今は思います。
 
前のブログでも書いたように、私が一番印象に残っている加藤さんの記憶は『NEVERLAND』の『U R not alone』で涙を流していたことです。全てのライブに全力を注いでくれているんだと実感したことを覚えています。確かに声は普段と違っていたけど、他担のフィルターを通して見たあのときの加藤さんは、声以外いつも通りだと思っていたけれど、その心は違ったんだなと思いました。中3の若造ながら、その誠実さに頭が下がる思いでした。
 
 
で、色々ありまして担降りを決めて、その色々ありましての中に加藤さんのことも含まれてはいるんですけど(15周年辺りにあったあのこと)、そのことはむしろかわいそうだなと思っていたというか。グループ色々大変なのに応援し続けられなくてごめんって思っていました。
グループの中に違うなって思う人がいたらそのグループを応援することができない主義だった私にとって、手越祐也からの担降りはNEWSから離れることに直結していました。勝手に好きになって勝手に離れただけなのに、どこか罪悪感みたいなものを感じていました。
 
 
それから私とNEWSの距離は、歌番組に出ていたら観るくらいの、近すぎず遠すぎずといった感じでした。
唯一、加藤さんの本だけは欠かさず購入し、読んでいました。CDやDVDを買うことはなくなっても、加藤さんの本だけは私の身近にありました。それはアイドルとして加藤さんが好きだったからではなく、1人の作家として彼の作品が好きだったからです。『ピンクとグレー』を初めて読んだ時はよく分からなかったとしか思えませんでしたが、私も成長したし、加藤さんも作家としてどんどん力をつけていったから、私は加藤さんの書く文章に惹かれました。
 
 
高3の時、手越祐也がNEWSから脱退し、事務所を退所することになりました。世間はコロナの話題で持ちきり、私は受験勉強が本格的に始まっており推し活どころではありませんでしたが、事務所がプロジェクトを行っていること、そのプロジェクトに元担の彼は参加しないことは知っていました。まだやんちゃやってるんやな〜なんて能天気なこと考えてました。まさか彼がNEWSを捨て、1人で飛び出していくなんて思ってもいませんでした。よりによってあんなタイミングで。
私は『WORLDISTA』が落選してしまい、なんのツテもなかったのでそのまま諦め担降りしたので、四部作の完結をこの目で見届けることはどう頑張ってもできません。でもできるなら四部作全てを見届けたかった気持ちもありました。NEWSにとっても四部作の完結は当たり前に描いていた未来だと思っていたし、それは彼も例外ではなかったと思います。当時NEWSのファンだった方の気持ちに比べたらとてもちっぽけかもしれませんが、私だって四部作の完結を楽しみにしていた1人です。コロナがなければ、話し合いの場があれば、なんてたらればをいくつ並べた所で、手越祐也がNEWSを脱退し、事務所を退所したということは事実。元担である彼には、あの時降りていて良かったと思わされました。そんなこと絶対思いたくなかったのに。
反対にNEWSの3人に対しては、あの時降りてしまってごめんって思いました。この時の詳しい気持ちは、今も言語化できません。担降りしたくせにそんなこと思うなんてって思われるかもしれませんが、私が3人に対して申し訳なさを抱えていたことは事実です。支えてあげたかった、なんておこがましいことを言うつもりはないですが、3人のことは好きなのに、元担が理由でグループごと応援を辞めてしまったことをこの時とても後悔しました。
 
 
 
意図せずめちゃめちゃ重たい内容になってしまい反省してます。(何に?)
ここからは沼落ちの話なので私がいかに加藤さんに現を抜かしているかっていう内容になるはず!なのでもうしばしお付き合いを。
 
 
 
それからは、受験勉強まっしぐら。途中嵐の休止前ラストライブを見届け、無事第1志望に合格した私は、晴れて大学生となりました。
この時は正直意図的にNEWSを避けていたというか、歌番組に嵐はいないので特に見る理由もないし、こちらから積極的に見ようとしなければ目に入らなかったので。
 
そうしてしばらく経った時、『二月の勝者』というドラマに加藤さんが出演することを知りました。原作が好きで漫画を読んでいたので、ドラマ化されると知って喜んでいたら、そこにまさかの加藤さんの出演。しかもオープニングの曲はNEWS。久しぶりに聴くNEWSの歌声。『未来へ』は初めて聴いたのに、なんだか懐かしさを感じました。NEWSの中にある応援歌魂を最大限引き出した壮大で力強い曲ながら、優しく寄り添って未来への希望をみせてくれる美しい曲だと感じました。私の知らない間もNEWSはずっと進み続けて、今も誰かを笑顔にしているんだなって当たり前のことを考えながら、ドラマや歌番組を観ていました。
 
それからは、NEWSの活動に少しずつ目を向けるようになりました。『吉祥寺ルーザーズ』は毎週欠かさず観ていましたし、『三銃士』はタイトルに驚きを覚えつつも、GReeeeNさんとのご縁がまだ続いていて、こんなにも素敵な楽曲を提供してもらえるなんてすごいグループだなと思っていました。
『音楽』というアルバムを発売し、ライブツアーを行っていることも知っていました。どうやらとてもいいライブらしいという噂はSNSで回ってきたため、行ってみたいなとは思いつつ、FCにも入っていないしCDも買っていない私なんかが行っていい場所ではないなと思い、参戦は諦めました。(←後に大後悔することになります。行きたいと思ったライブには全部行っておけ。私がこの後悔から得た教訓です。)
 
音楽ツアーも終わった頃でしょうか。私はこの時初めてYouTubeにNEWSのライブ映像がアップされていることを知りました。私自身何度も力をもらった『生きろ』、おそらく四部作を締めくくるアルバムのリード曲だったんだろうなと思った『STORY』、そして見慣れない曲『エス』。どんな曲なんだろうと気になった私は、とりあえず『エス』を再生してみました。
真っ暗なステージ上に照らされたスポットライト。その先にはNEWSとJr.達。時計の秒針のような音と不気味な男性の声で再生される「The answer is エス」という言葉。一瞬の静寂の後、その静寂を突き破り、破壊力あるラップパートを歌いこなす増田貴久。その力強い歌声に呼応するかのように踊り、ラップパートの勢いを受け継ぎつつ、しめやかながら情熱的に歌い上げる小山慶一郎。そして不敵な笑みを浮かべつつ、混じりけのない澄んだ声で超高音パートを歌ってのけ、「目は逸らすなよ」と締めくくる加藤シゲアキ。迎えたサビでは椅子に腰かけて踊りながら交互に歌い、NEWSの持つ華やかなエロさが曲の世界観を完成させる。圧巻でした。小さなスマホの中で繰り広げられる華やかなエンターテインメントに釘付けになりました。
特に目を引いたのは加藤さんでした。正直歌うのは得意な方ではなかったと思いますし、当時の私はテゴマスの歌ばかりに注目していたので、加藤さんに歌のイメージはありませんでした。むしろその声質をいじられているイメージが強かったのに、今私の目の前にいる加藤さんの姿は、その当時の姿とは全く重なりませんでした。長年加藤さんのことを応援されている方からしたら、失礼極まりない発言だとは思いますが、当時の加藤さんの実力についてどうのこうの言いたいのではなく、盲目オタクの視力が正常に戻ってようやく、加藤さんのことを正常に視界に映せたから魅力と実力に気がついたということが言いたいんです。4人が好きとは言いつつ、以前の私は元担以外の3人についてまっすぐな目では見れていなかったんだなあと。だからこそこの『エス』で度肝を抜かれました。事務所内での立ち位置も中堅からベテランに移行しようとしている中、攻めの姿勢を崩さずむしろ加速させているNEWSの3人を観て、純粋にカッコいいと思いました。
 
そこからYouTubeに上がっている動画はすべて観ました。ライブ映像もMVも全てが魅力的で、今のNEWSに無限の可能性を感じました。この3人ならなんだってできるし、どんな景色も見せてくれる。勝手にそう確信していました。中でもやっぱり加藤さんに自然と私の視線は集まりました。笑った顔もクールに澄ました顔も、感情を爆発させながら歌う姿も、そのどれもが私を惹きつけました。
 
 
そうして私はすっかり加藤さんの虜になりました。そんな時、加藤さんが舞台をやると知りました。ファンクラブにはまだ加入していませんでしたが、一般販売があると聞きつけ、ダメもとで大阪公演の一般を申し込みました。結果、土曜日の夜公演が当選し、人生初舞台観劇が決定しました。チケットに当選したことで、これは神の御導きだと確信した私は、まだ観てもいない舞台をきっかけに加藤担になることを決めました。以前は田舎で学生をしていたため、舞台などライブよりも縁遠かったのに、お金と時間の都合さえつけばどこへでも飛んでいくフットワークの軽さを有した大学生最強だな、などと考えながら。大学生というタイミングで加藤さんに再会できて本当に良かったと思っています。
 
迎えた舞台当日。いつもより小綺麗な服を身にまとい、メイクも気合を入れ、冷静さを装いつつも、ふわふわした気持ちのまま会場に足を運びました。
私の人生初舞台だった『エドモン』は、ストーリー展開を追いかけるのに必死になっていたことと、ゼロズレ位置で「愛してる」のセリフを浴びれたことしか覚えていません。でもストーリーがとても面白かったのと、カーテンコールの加藤さんがとにかくかわいかったので、満足感でいっぱいでした。こうして人生初舞台観劇を終えた私がとった行動は、千秋楽の注釈付きチケットを購入することでした。
どんな席でもいい。私の予定は空いていて、かつチケットも今なら残っている。買わないという選択肢が私の中にはありませんでした。そして千秋楽の日を迎え、席は遠かったけれど、達成感であふれた加藤さんの姿をこの目で見ることができて、胸がいっぱいになりました。加藤さんを好きになったのはつい最近のことなのに、こんな素敵な瞬間に立ち会えて。共演者の方に囲まれながら恥ずかしそうに笑う加藤さんを観ながら、早くNEWSの加藤さんにも会いたいななんて考えていました。
 
 
そして、ファンクラブに入り、EPを買い、音楽の円盤を買い、あまりの素晴らしさに音楽ツアーに行かなかったことをとてもとてもとてもとても後悔しました。どんな手を使ってでもツアーに入っておけばよかったと後悔しても、時間は戻ってきませんので、私にできることは擦り切れるほど円盤を見ることだけです。本編が至高なのは当然のことながら、MC集がまあ面白くて。私の知ってるNEWSがいて、3人でもあんまり空気感は変わらないなあなんて想いを馳せていました。
 
 
あれよあれよという間に『NEWS EXPO』が発売され、大集会のためにバイト代をほとんどつぎ込んでアルバムを買い集めました。前の界隈で金銭感覚はぶっ壊されていたので、アルバムを積むことへの抵抗感は全くなく、というかリリース週の後半は売り上げを15万枚に乗せたい!の気持ちでアルバムを買っていたように思います。
NEWSから離れていた約5年間の時間を埋めるように。今年ツアーが開催されてそこに私が参加できるのは、ここまでNEWSを守ってくれた3人と支えていたファンの皆さんのおかげで、私はそのおこぼれを頂くに過ぎない。だったらせめてアルバムは買えるだけ買おう。ついでに大集会あたったら嬉しいなってぐらいの気持ちでいました。
 
 
8月19日。初めてのセキスイハイムスーパーアリーナ。ご縁をつかみ取り、私はツアーの初日に入ることができました。EPCOTIA以来約5年ぶりのNEWSのライブ。久しぶりにNEWSを観れることと、何より歌って踊る加藤さんを観れることにワクワクが止まりませんでした。
17時30分。いよいよ『NEWS EXPO』の幕が上がりました。ライブの感想を書き始めてしまうと多分収拾がつかなくなるので(笑)、印象的だった2曲に絞って書いておこうと思います。
 
袴をモチーフにした真っ白キラキラ衣装に身を包んで登場し、アリーナの中心に集まる3人。王子様さながらの輝きを放ったまま、向かい合って息を吸った瞬間に、「来る」と感じました。中心を向いて大きく息を吸い込んで始まる曲と聞いて、私が連想できるのはその1曲だけ。『フルスイング』です。
何度も力をもらったこの曲も、4人の音源だから聴くことが自然となくなっていました。アルバムで再録されていたので久しぶりに聴いた時、パワーアップした歌声に痺れて動けなくなる感覚を味わいました。しかも、印象的な大サビのパートは加藤さんに受け継がれていて。そんなフルスイングがこれから歌われるとなったとき、私の体はこわばっていました。勝手にとても緊張してしまって、NEWSから溢れるパワーを受け止めきる自信がなかったのかもしれません。そうしている間に曲は進み、大サビを迎えました。私は全神経を集中させて、加藤さんの歌声に耳を傾け、加藤さんだけを見つめていました。すでに私の目には涙が浮かんでいましたが、加藤さんが歌いながら涙をこぼした瞬間、私の目からもとめどなく涙が溢れました。脱退した彼のことについてほとんど何も語らない加藤さんが、大サビを歌いながら何を思い、何を考えていたのかは想像することすらおこがましいと感じています。ポロっとこぼれた涙の意味について、今は正直知りたいとは思えません。私の中でも彼のことについては、このブログを書いている今も、きちんと整理できていないままですから。だから、どうして加藤さんが泣いているのかもどうして自分が泣いているのかもわからないまま、ただ曲が終わるのを待ちました。加藤さんは私の見ていない5年の間に、とても強くなったんだろうなと思っていましたが、強くならざるを得なかったんだろうなと思い直しました。そんな加藤さんが見せたほんの一筋の涙は、きっと弱さではなくて、自分の中の何かの気持ちと決別するための、さらに強くなるための涙だったのかもしれないなと、終演後に勝手に考えていました。ファン歴の浅い出戻りの私がこんな風に考えること自体本当におこがましいですけど。思わずもういいよ、充分だよって言ってしまいそうになるけれど、でもきっと加藤さんは私たちファンのためにいつだって強くいようとしてくれるだろうな、なんてことをぐるぐる考えてしまう、フルスイングはそんな想いであふれた一曲でした。
 
もう一曲印象的だったのは『青いベンチ』です。お前加藤担だよな?ってツッコミ入ると思いますが、わかりますその気持ち。青いベンチパートに加藤さんの話はほとんど出てきません。(おい)私の中の亡霊が成仏に近づいたというお話になるので、元担の話ばかりになってしまいそうな気がしています。でもこれを語らずして今の加藤さんへの想いを語ることもできませんので、これまた長くなりそうですが、書いてみることにします。
まさか初めて生で聴くテゴマスの曲が、増田さん1人の声になるなんて、昔の私に言っても信じてもらえなかったと思います。私がNEWSを好きになってからは、テゴマスでライブは開催されず、Strawberryも行くことが出来なかったので、生でテゴマスの歌を聴くというのは、一生叶わない夢だと思っていました。元担が退所し、テゴマスが事実上解散となってからは、一生叶わない夢でいいと思っていました。
チラリズムが終わって興奮冷めやらぬ中、次はいったいなんの曲をするんだろう?増田さんのソロ?でもあまりにも落差が激しくないか?などと呑気なことを考えていました。イントロがかかり、悲鳴混じりのどよめきが会場内を包みました。私は、まるで雷にでも打たれたように、声すら出せず立ちつくしていました。何が起こったのか理解できないまま、増田さんは歌い始めました。何度も聴いたフレーズがまさに今増田さんの声で歌われていて、昔に戻ったような、テゴマスが在った時代にタイムスリップしたような感覚になりました。でも次のフレーズでは聴きなれた声が1つ足りなくて。一気に現実に引き戻されて。だからって物足りないかと言われたら、全然そんなことはなくて。NEWSだけでなくテゴマスも背負って歌っている増田さんの、優しくてあったかくて力強い歌声が、私の心にすっと溶けていきました。あぁ、これが“今のテゴマス”なんだなって。増田さんがテゴマスを守ってくれたんだなって。6人から4人になる時に、NEWSもテゴマスもどちらも大切にしてくれてどちらも守る決断をした増田さんが、4人から3人になる時も変わらずどちらも守ってくれたんだなって。MCで、テゴマスの曲をNEWSとして歌うか1人で歌うか、のやりとりがあったと話していて、色んな選択肢がある中で全て1人で背負うという選択をしたこと、本当にカッコいいなって思いました。その選択を素直に尊重する加藤さんと小山さんも素敵だなって思って、今のNEWSをもっと好きになれた、青いベンチはそんな特別な曲になりました。
 
この2曲以外の曲も勿論全部素敵で、どれも全力で歌って踊る姿を観て、益々NEWSが好きになれたライブでした。間の映像は過去や歴史を感じるものが多かったけれど、パフォーマンスはその過去全てを肥やしにした今のNEWSを全身で感じることができて、純粋にとても楽しかった。20周年かけて到達したNEWSの姿は本当に逞しくてカッコよかったし、これが通過点に過ぎないんだなって思うとこれからの進化に期待が膨らむ、私にとってNEWS EXPOはそんなライブでした。
 
こんな出戻りオタクを同行させてくれた心優しい方々のおかげで、ありがたいことにいくつかの公演に入れました。大阪初日、福岡初日、広島オーラス、名古屋オーラスは特に特別な感情を抱かずには居られない公演で、もやもやしたりNEWSやファミリーを取り巻く環境の変化にやきもきしたり、心穏やかでいられないこともありました。でもそんな状況の中で、直接顔を合わせることができるライブという空間があって私はすごく救われたし、NEWSの3人にとってもファンの存在が力になっていたら嬉しいな、なんて思っていました。
 
 
えーっと、これはツアーの感想ブログですか?私の加藤さんへの沼落ちブログみたいなもののはずなんですが、主語がNEWSだらけになってしまいました。
もう時系列ぐちゃぐちゃですが、私が短い加藤担歴の中で、加藤担になって良かったと思った瞬間の話をしたいと思います。
 
 
20周年を記念したPOP UP STORE 『NEWSpace』で発売されたグッズ『嵌まりゆく時間/言葉の澪』ファンへのラブレターとしてパズル上に書かれた『月蝕心中』を読んだ時、加藤さんに出逢えて良かったと心の底から思いました。何度も何度も、もうすっかり暗唱できるようになっても、飽きずに何度も読み返しました。ブログのタイトルに拝借させていただいていますが、月蝕心中はもう私にとってなくてはならないものになっています。
まず、自分とファンを1対1の関係性だと捉えているところ。『ふたつ』『あなた』といった言葉で2人だけの世界にしてくれていて、無数にいるファンの数だけ加藤さんとの物語があることをわかってくれている。『皆さん』に向けた言葉をくれることも嬉しいけれど、あなたへのラブレターを送ってくれる加藤さんの考え方がたまらなく好き。月蝕というのもまさにアイドルとファンの関係性を表しているなというか。特に私はライブでファンと目を合わせる加藤さんの姿に重なるなって思っていました。加藤さんにとっては特にツアー中だといつもの光景かもしれませんが、ファンにとっては滅多にない貴重で大切な機会。雲の上の存在であるアイドルとファンの目と目が合うその瞬間は、月と太陽が重なる月蝕さながらだよなって。そんな重なりを月蝕と表現する加藤さんの感性もとっても素敵だと思いました。
そして、20年という時間を「パズルのようにはめていくような喜び。そういう風に時を重ねてきた。」と捉えていることに、勝手に救われました。パズルってどのピースも同じ大きさで、でも形はそれぞれ違って、そのどれもが欠けても完成しない。そんなものだと解釈しています。『嵌まりゆく時間/言葉の澪』を手にした時私はまだ加藤担歴半年にも達していない言わば新規で、肩身の狭さじゃないですけどなんかこう、どこかでまだ余所者感があるというか。周年ってこれまでの感謝を伝える側面が大きいと思うので、私みたいな新参者はその対象にあまり入っていないんじゃないかと当然のように思っておりまして。でもパズルという形になぞらえた加藤さんから、あなたも欠かすことの出来ない大切なピースですと言ってもらえたように感じました。最初にはまったほうが良くて、最後の方にはまったのはそんなに、みたいな優先順位のないパズルとしてラブレターを送ってくれたことが救いでした。ファンに優劣を付けるような方だとは思っていませんが、勝手に蚊帳の外にいる気分でいた私を『あなた』の1人に引き込んでくれたように感じ、嬉しかったです。このタイミングで加藤さんに出逢えた自分のことを肯定できるようになりました。結構拡大解釈してるなとは思いつつ、“アイドル”からの愛の言葉としてこれ以上ないと思っています。
 
加藤担になって良かったと思った瞬間は実はもう1つありまして。今年の加藤さんを象徴する出来事といえば、3年ぶりの新作長編『なれのはて』の発売です。8月16日、目を覚ますと同時に新作のお知らせとInstagramの開設という2大ビッグニュースが飛び込み、間違いなく今年1番の朝を迎えました。そして小説現代で全文公開されるとの発表もあり、近くの書店にすぐ予約しに行きました。そしてEXPOツアーの大阪オーラス公演の前に小説現代を受け取り、道中や会場内で読み進め、ライブを堪能した後家に帰り、そのまま無我夢中で読み進め、朝6時頃読み終わりました。
本当はもっと噛み締めながらゆっくりと読み進めたかったのですが、先の展開が気になりすぎてしまい途中で手を止めることが出来ませんでした。ストーリーに没入し、気がついたら読み終わっていたといった感じです。ラジオなどで、なれのはてを発表するにあたり何度も批判的に読み直した、などと語っていた為、いったいどんな内容なのかと身構えていました。特に終盤、加藤さんが作家として今この内容を発表することの覚悟は、私の想像を遥かに超えたものだと感じた瞬間、目から溢れる涙を抑えることはできませんでした。感想を書き始めてしまうと多分論文レベルで長くなってしまうのでブログでは一旦辞めておきますが、読了後の私は、この作品を書き上げて世に出してくれたことの感謝が湧き出てどこかにぶつけないと気が済まなかったので、加藤さんのラジオにメールすることにしました。ファンレターでも良かったんですが、早く確実に想いを届けたかったのと、手紙にしてしまうととんでもない長文を送り付けてしまいそうだったので。半分も回っていない頭を必死に使い、わたしのおもいのたけを込めた文章を送りました。
ちなみにこれが私の人生初ラジオメールです。ラジオがあんまり得意ではないので、昔もKラジをたまに聴いていたぐらいでメールなんて送ったことはなく、ソラシゲを聴き始めてからもリスナーの語彙力の高さに恐れ戦き、メールを送るという発想に至りませんでした。でも加藤さんはラジオに届くメール全てに目を通しているので、やっぱり感謝を伝えるならメールしかないと思い勇気を出して送りました。今読み返すと本当に恥ずかしくなるほどまとまりのない文章になっていました。でも素直な私の気持ちそのものでもありました。
 
メールを送って数日がたった後のソラシゲで、なれのはての感想メールが紹介されていました。メールが沢山届いたことへの感謝を口にする加藤さんの声が嬉しそうで、メール送って良かったなと思いながら聴いていました。そしたら、加藤さんの声で、私の部員ネームが聴こえてきました。まさかと思いましたが、その後読まれる内容も私が送ったメールの文面と同じで。加藤さんに私の想いが届いただけではなく、ラジオで紹介までしてもらえるなんて。夢にも思っていなかったことなので、何が起こったのか理解出来ませんでした。ネタバレをしていなかったことも読まれた一因ではあると思いますが、とにかく嬉しさと少しの気恥ずかしさで胸がいっぱいでした。自分の考えた文章を加藤さんの声で再生してもらえるなんて、ラジオとは素晴らしい媒体だな、などと思っていたり。
いやもう本当に嬉しすぎて親友達など私と繋がりある人全員に自慢してしまいました。これを読んでくれているあなたにも、これだけは自慢させてください。私『なれのはて』の感想メール加藤シゲアキに読んでもらえたんです!
 
などなどをダラダラと書いている間に直木賞ノミネートも決まりまして、これをきっかけにさらに沢山の人の元に『なれのはて』が届くと思うと嬉しい限りです。加藤さんへのおめでとうの言葉は1月17日までお預けということで。ノミネートされて本当に良かったです。ここまでお疲れ様でした。
 
 
もう何のブログか全然分からなくなってしまいましたが、以上が私と加藤さんの出会いから沼落ち、そして現在という感じです。本当は東京ドームまでに書き終えたかったのですが間に合わず、、、2日目の開演を待つ間に書いております。
東京ドーム公演もとてもグッときました。沢山のものを背負って東京ドームに立つNEWS最高にカッコよかった!そして加藤さん!あなたはすごい!涙止まりませんでした。2日目にして最終日の今日も楽しみにしています。
 
その辺にいるオタクの乱雑なオタク遍歴をお読みいただいたあなた。ありがとうございました。長かったでしょう(笑) 加藤担を名乗るのもおこがましいほどの駄文に付き合わせてしまいすみません。あの、とにかくお疲れ様でした(笑)
 
最後に、加藤さんへ。あなたのおかげで今私は幸せです。あなたがアイドルとして、NEWSとして生きることを選んでくれたおかげです。感謝の気持ちしかありません。私を含め沢山の人を幸せにしてくれているあなたの幸せを、心から願っています。

とある女子大生のオタク遍歴

どうも。人生の半分以上をオタクとして過ごしている21歳の大学生です。


唐突に自分のオタク遍歴を振り返ってみたくなったのでここに記します。
なんかオタク遍歴って面白くないですか???私人のやつ読むの好きなんですよね〜ドキュメンタリー観てる気分になれて。だからまあ自分のもここらで書いてみたくなったんですよ。
 
担当と呼べる人は約11年間のオタク人生で4人いまして、似てる人もいれば友達からなんで?と言われまくった人もいて、振り返ってみると結構面白いんですよね。自分のことを知らない人が読んで面白いかは自信ありませんが(笑)
 
では、私の担当との思い出を振り返っていきますか。
 
 
 
 
 
 
私の初恋の人は、バカでワガママで自己中で天然パーマの道明寺司です。
忘れもしない小4の夏休み。友達の家でたまたま観た花より男子の再放送。エレベーターの中で弱っていたイケメンに恋に落ちました。釘付けになりました。この世にはこんなイケメンがいるのか!と驚いたことを昨日の事のように覚えています。
あとドラマがめちゃめちゃ面白くて、再放送されている間友達の家に毎朝通って2人で花より男子を観ていたのもいい思い出です。暇でいいですね小学生。
 
初めは道明寺を好きになり、ドラマを見終えてから、松本潤を知りました。私のオタク人生最初の担当です。あなたが道明寺以上にいい男だったから、私はオタクになったんです。花より男子は当時私が布教しまくったので、私の友達はみんなハマったんですが、アイドルオタクになったのは私だけでした。そもそも皆花沢類派でしたからね。
 
そんなこんなで松本潤を、嵐をゆっくりと知っていきました。しばらくは親にも言ってなかったんです、松本潤を好きになったなんて。そうしてしばらくが経った時、あのドラマが始まったんです。そう、『失恋ショコラティエ』です。
確か小5の冬でした。何気なく観ていた月9の最後に次のドラマの予告が流れました。そこにいたんです、茶髪でおめめがきゅるきゅるの松本潤が。SNSなんてしていなかった私は事前にその情報を知ることは出来なかったので、予告で知ったんですが、あの時ほどの驚きと胸の高鳴りはあれ以来味わえたことがありません。カッコよくて叫び出してしまいそうでしたし、心の中ではガラス割れそうなくらい叫びました。しかも予告で流れるトラックもまた私の胸の高鳴りを加速させました。Love so sweetのイントロ並みに恋が始まる予感をさせられますよ。あれはやばいです。
好きな人のドラマをリアルタイムで観ることができるなんて嬉しくて嬉しくてたまりませんてました。でも、失恋ショコラティエをご覧になった方は分かると思うんですが、あのドラマを小5の娘に進んで見せる親はあまりいないんじゃないかと思うんです。私の親もそうでした。でも見たい!なので私はそこで母に打ち明けたんです。
「私、松潤が好き。」
だからドラマを見せてくれってことを伝えたんです。それまでAKBの振りコピばっかりして、男性アイドルへの興味を微塵も示していなかったので、母はそりゃまあ驚いてましたね。とにかく驚いていたことだけ覚えてます(笑)
母に一世一代の告白?をした私は無事失恋ショコラティエをリアタイすることができ、同時に嵐のレギュラー番組もしっかり見始め、オタクロードを歩み始めたわけです。
 
そうして迎えた2014年6月、私はついにファンクラブに入会しました。当時は確か郵便局から紙をもらってきて、必要事項を記入して、紙と年会費をまた郵便局に持っていったような気がしてます。今思うとだいぶ面倒ですね。記入欄がとても小さかったことだけハッキリと覚えています。
そしてそしてその年の12月。ついに初恋の相手とご対面しました。ナゴヤドームで。入会初年度に運良く当選した『THE DIGITALIAN』が、私の人生初ライブです。スタンド一塁側実質2列目。アリトロに乗ってこちらに近づいてくるその景色を今でも覚えています。逆にそこしか覚えていません。ライブの度に個人的ハイライト以外記憶を飛ばしてしまう性質はこの時から発揮されていました。
ほんとに王子様が来たと思いました。それまでアリーナの方を向いていた彼が、近くに来た時こちらの方に体を向けたんです。嬉しくてカッコよくて全ての記憶が吹き飛びました。あとは気球に乗った相葉くんが下を向いて手を振ってくれたことしか覚えていません。このポンコツ脳みそめ!
と、まあこんな感じの小学生時代を過ごしていたんですが、なんで私は松本潤を、嵐を好きになったんだろうとあらためて考えてみたんです。当時は考えたことなかったので。
 
あ、ここで先に言っておくと4人の担当全員入りは顔と声です。これはもう揺るぎません。顔に惹かれ声に惹かれ、そうして沼にハマっていったんです。なのでこれは自明とします。
 
松本さんはギャップがあるから好きなんだと思います。あんなにお顔がお強いのに天然な所があって、にこにこ笑ってるだけでアイドルとして100点なのにとんでもなくストイックで度肝を抜くライブを毎年創り上げている。どこまでもカッコよくて可愛くて真っ直ぐな人な人だと知ってしまったから。だから好きになったんだと思います。アイドルなんてにこにこしてるだけでお金がもらえて楽な商売だなと思っていた私をぶん殴ってやりてえです。
嵐が好きな理由は、やっぱり仲の良さでした。あんな関係性でいられる友達が欲しいなって憧れがありました。当時友達は沢山いた方だと思うんですけど、楽しい時も辛い時も苦しい時もずっと一緒、みたいな友達はいなくて、まあたかだか田舎の小学生にそんな絆が芽生えるほど辛いことは起こりませんが(笑)、何が起こっても絶対切れない絆で繋がっているような関係性が羨ましかったんだろうなと思います。あとはグループ内に嫌な人がいなかったから。これは今振り返って思うんですけど、好きになりそうな人がいてもそのグループの中になんか違うなって思ってしまう人がいたら、好きになれなかったんですよね。松本さんが一番好きだったけど、二番は選べないくらいみんなのことが好きでした。個々がいろんな活躍をしていたから、松本さん以外を応援するのも楽しかったし、私の世界も広がりました。
 
嵐との出会いは本当に感謝しています。中学で出会って高校の時は札幌まで一緒に遠征し、今も連絡を取り合っているような大切な友達と出会えました。私とは全くタイプが異なる子でしたが、松本さんが好きということだけは一致していて、それで仲良くなれるなんて奇跡みたいなことだと思っています。
私の学生生活のほとんどは嵐とともにありました。特に中高の6年間は思い出のほとんどに嵐がいます。いろんなことに熱中してあっという間に終わった学生生活の中で、真っ先に思い出すことは嵐にまつわることばかり。そんなかけがえのない毎日をくれた嵐のことが本当に大好きで、私はずっと嵐とともに生きていくんだと思っていました。
 
2019年1月27日、私の人生で一番の衝撃が走った日。その日は友達5人でたこ焼きパーティーをしていました。その中の一人に、松本担のあの友達もいました。帰路に就く途中、何気なく見たInstagramのストーリー。見慣れた5人の姿の下に、活動休止というあまりにも嵐に不釣り合いな言葉。最寄り駅で呆然と立ち尽くしてしまいました。何を話しどう家に帰ったのかあまり覚えていません。友達から連絡はたくさん来ましたが、そのどれにも返事をすることはできませんでした。会見を見ることもできませんでした。会見直後のNEWS ZEROは今もNEWのマークがついたまま、録画デッキに残っています。直視しなければ、現実にはならないと錯覚していたんでしょう。嵐のいない人生なんて受け入れたくなかった。
 
でも現実は現実で、活動休止は着実に近づいてきました。それに反比例する形で、私の気持ちはどんどん離れていきました。2020年12月31日で、嵐の歩みは止まってしまう。私は直感的に、活動していないグループを好きでいることはできないだろうなと思っていました。5人の想いは尊重したかったし、個人活動を応援してあげたかったけれど、松本さんを好きな気持ち以上に嵐を好きになっていた私にとって、それはきっとできないだろうなと。好きな気持ちのまま休止の日を迎え、次の日から心の中が空っぽになるのが耐えられないと思った私は、嵐が感謝の思いを伝えていくための2年間で、ゆっくりと自分の気持ちをフェードアウトさせていきました。嵐なしで生きていくために。
口を開けば嵐の話ばかりしていた友達との会話から、少しずつその話題を減らし、飾っていたグッズをしまい、通学中に聴いていた嵐の曲は英語のリスニングに変えました。いつか戻ってくるその日まで、ずっと待ってるなんて無責任なこと言えませんでした。私が勝手に好きになっただけなのに、私の好きな嵐を5人に奪われたような感覚に陥ってしまったんです。自分勝手で子供じみた考え方ですが、自分の心を守るために5人を悪者にしてしまったこと、今はとても申し訳なく思っています。間違いなく、嵐のおかげで毎日生きていられたのに。
でもそういった紆余曲折を経て、今はいい距離間で嵐と向き合えていると思います。嵐や松本さんにほとんど依存状態で、当時はそれでいいと思っていましたが、今振り返るとあんまりよくなかったなあなんて思います。でも、嵐がいなくても生きていけると身をもって実感した今は、嵐の帰りを穏やかな気持ちで待つことができています。いつか、嵐が5人そろって戻ってきてくれる日を。
 
はい、これが私の最初の担当松本潤との出会いから現在までです。正直今も好きは好きですが、担当ではもうないかなと感じています。FCには入ってますし、活動が再開したらライブにも行くんでしょうけど。でもなんでしょう、上手く言語化できませんが、中高生の頃ほどの熱量はもうないですし、今他にもっと好きな人がいるのも事実なので。でも松本さんや嵐が好きな気持ちはまだめちゃくちゃあります。どっちやねんって感じですよね(笑) よくわかんなくなってきたのでもう終わり!次の担当行きます!
 
 
 
 
 
 
私の二人目の担当は、それはそれは不健全な理由で好きになった孤高のアイドルでした。
 
中学3年生の時、大好きな嵐は国民的アイドルで、ライブチケットはとんでもない高倍率。2年に1回のペースでしかライブに行けないことをとてももどかしく思っていました。だってライブ超楽しいし!で、もっとライブに行きたい、となった私は掛け持ち先を探し始めたんですね。そう、二人目の担当だけ唯一、オタクがしたいから担当になったんです。別にこういう出会い方を否定するわけではないですが、自分の中でこれまた唯一、この担当とは良い別れ方ができなかったので、結果不健全だと思ってしまうわけです。あなたにはずいぶん心を乱されましたよ。まあ楽しかったからいいんですけど(笑)
 
カッコよくて、歌がうまくて、裏表がなさそうで、どこにいてもすぐにみつけられそうな、太陽みたいな手越祐也。私は彼を見つけてしまったんです。
きっかけは中2か中3の時にイッテQを見始めたことでした。なんでその時までイッテQを見ていなかったのかは覚えていませんが、たまたま初めて見た回で『ANTHEM』を歌ってたんです。蛇にまみれながら。でも蛇なんて眼中に入らないくらいカッコよくて歌がうまくて、度肝を抜かれました。何この人。好き。え?アイドルなの?よし、掛け持ち先は君のグループに決めた!こんな感じで私はNEWSの手越祐也を担当にしました。
歌番組で嵐以外の部分を飛ばしていた私は、NEWSのことをほとんど認識していませんでした。でも、知れば知るほど惹かれていきました。4人ともカッコいいし、楽曲はどれも素晴らしくて、正直嵐より好みでした。NEWSのことを完璧に認識しても、私の中で手越祐也が好きな気持ちは揺らぎませんでした。笑った顔がかわいくて、アイドルのレベルを超越した歌声を持っていて、超ポジティブで周りを明るく照らすような彼のことが大好きになりました。そうしてファンクラブに入り、私の掛け持ちオタクライフが幕を開けました。
 
私のNEWS初ライブは『NEVERLAND』でした。名古屋二日目のお昼公演。初めてのガイシホール。初めて聴く生の彼の歌声。体の芯から震えるような感覚を覚えました。ライブの記憶飛ばし女なので、ライブの内容はほとんど覚えていませんが、この感覚ととにかく圧倒されたことはよく覚えています。そしてなにより、確定ファンサをもらったこと。このファンサに記憶のキャパの9割を持っていかれました。EMMAの衣装で、私を撃ってくれたこと。そのときの彼の顔、指先、そして私の興奮。あの瞬間のことはたぶん一生忘れません。本当に幸せな記憶です。あのとき見つけてくれてありがとう。すごくすごく嬉しかった。今のところオタク人生で唯一の確定ファンサです。松本さんとはまた違った幸せをくれたあなたに、本当に感謝しています。
NEVERLANDでもう一つ印象的だったことがあります。それは最後の『U R not alone』で、「シゲの分まで一緒に歌って」と言っていたこと。朝起きたら声が出にくくなっていて、それでもステージに立ち一生懸命歌声を届けてくれていた加藤さんのために放ったであろうあなたの言葉。力の限り歌いました。素敵な関係性だなって思っていました。そうしたら、加藤さんが泣くんですよ。私たちの声を聴いたからなのか、声が出ない悔しさからか、加藤さんの目から涙があふれたんです。その景色を、私は忘れることなんてできません。
 
NEWSのライブはほんとに良くて、自分見る目あるなあって思ってました。しかもその時のNEWSは私の肌感、めちゃめちゃ勢いがあって、レギュラー番組が始まったり24時間テレビのメインパーソナリティをしたりと、グループが大きくなっていくってこういうことなんだなっていうのをひしひしと感じていました。嵐に出会った時はもうすでに国民的アイドルの名を欲しいままにしていた感があったので、とても新鮮な感覚でした。嵐がいてNEWSがいて、どちらともが私に違った幸せをくれて。高1の時がピークで楽しかったですね。
 
最初でも触れましたが、私は彼の裏表がなさそうな所が好きだったんです。あと、強くいようとしていた所。ほんとは泣き虫なのにファンの前では笑顔でいてくれるの、素晴らしいアイドルだなと思っていたんです。
でも15周年の辺りで、色々あったじゃないですか。彼にもだしグループにも。その時歌番組に出ていた彼が、なんだか知らない人にみえて。いつでも強くてカッコいいキラキラアイドルだと思っていたのに、取って付けたような顔で弱々しく笑う彼のことを受け入れられなかったんです。もしかしたら私の思っている彼とほんとの彼は違うんじゃないかって。
 
追い討ちをかけるように、私はStrawberryもEPCOTIA ENCOREも行けなくて。それだけならまだしもWORLDISTAすら行けなくて。ガイシホールが改修でツアーから名古屋が外されて、大阪城ホールで申し込んだんですけど落選して。しかもその年に嵐のライブは当選したんですよ。その時に、私ってライブに行きたくてNEWSを好きになったのに、ライブに行けないなら応援する意味ないよね?って思ってしまったんです。あと、彼は週刊誌に撮られてもいいとかなんとかよく言うけど、いざ色々あったらファンの前ではびーびー泣くじゃん。表向きは強い自分を演出しておいて、ファンの前ではそうじゃなくなるなんて、ダサいなって思ったんです。今思えばファンの前で素直になってくれるのはそんなに悪いことではないと思うんですが、とにかくその当時はそれが受け入れられませんでした。大きな何かがあったというよりは、小さな歪みに気づいてしまったという感じでした。そうして私は担降りを決めました。
 
友達に担降りしたことを伝えた時に「やっと夢から覚めたの?」と言われました。絶対私のタイプじゃないって思ってたらしいです。友達の方が私より私のことよく分かってるなと思いました。冒頭に書いた、友達からなんでと言われまくった担当こそ手越祐也です。でも嫌いになったわけじゃないし、ひっそり応援しようとは思ってたんですよ。曲は好きだったし、歌番組もチェックしていました。四部作も終わりが見えた頃、まさかあんな退所劇を繰り広げるとは思っていなかったので。
担降りしたこと後悔するくらい大きなグループになってほしかった。その中心で、太陽みたいに輝いていてほしかった。思い出を綺麗なままおいておきたかったのに、その時代のファンを否定するような発言なんて聞きたくなかった。あの時降りておいて良かったななんて、そんなこと思いたくなかった。脱退・退所を聞いた時、私の心の中はそんな気持ちでいっぱいでした。
 
そんなこんなで私の短くも濃い掛け持ちオタクライフは幕を閉じました。ここから嵐の休止まではゆるゆるとオタクをしつつも、大学受験があったのでそちらに重きをおいてという感じでしたね。コロナもあったのによく乗り越えましたよね。
 
 
 
 
 
 
3人目の担当は唯一女の子です。性別も事務所も他3人の担当とは異なってて、結構異色の存在なんですが、高2で出会ってからずっと私の憧れであり目標としている人です。あんまり詳しくは触れませんが、今の私の形成に大きく関わっている部分だけ触れておこうと思います。
 
自分にも他人にも嘘がつけなくて、いつだって真っ直ぐで何事にも全力でぶつかって、強さと儚さを兼ね備えている所が好きでした。彼女みたいに自分に正直に生きたいと思うようになりました。あと、彼女のグループは楽曲が凄く良くて、私の心に突き刺さってきたんです。ライブも熱くて、毎回本気で全力な姿が大好きでした。ライブで初めて泣きました。物心ついてから片手で数える程しか涙を流したことがなかったんですが、彼女の声は私の琴線に触れるんです。今も歌っている姿をみるだけで涙が出ます。多分細胞が共鳴してます。エモいなんて言葉では片付けられないほどに。あと、私は泣くことはダサいことだと思い込んでいたんです。でも、言葉にできないほど沢山の想いが溢れた時に零れる涙ほど美しいものはないと、彼女が教えてくれました。嬉し涙や悔し涙を全てさらけ出していたあなたの姿を見て、私は少しだけ素直になれた気がします。
 
今までとは違う畑でオタクができて、いい経験だったなと思います。ライブではメンバーカラーのサイリウムを振って、CDを何十枚も買ってチェキを撮って、大箱ライブの時は良席や特典目当てに10万チケを買いました。(ちなみに定価です)
担当の誕生日を祝うために熊本までライブを観にいきました。ツアーの多ステも初めてして、ツアーを通して成長を見守るという経験もしました。何もかもが新鮮で、本当に楽しい毎日でした。残高は常にカツカツでしたが。
 
でもそんな生活も終わりを迎えます。2021年の年末、解散が発表されました。また、私の大切な人達が離れ離れになってしまう。また、私の生活から当たり前が消える。嵐同様、解散までにお別れを伝える猶予が与えられました。その時の私は、嵐の時とは違い、悔いなく最後まで応援することにしました。ゆっくりフェードアウトするのではなく、最後まで大好きなままでさよならをしよう。一緒に燃え尽きよう。これが嵐と同じように活動休止だったらまた違ったのかもしれません。でも1番は自分の心に嘘をつかない担当を見ていたから、そう心に決めました。
それからは行ける限りライブに行きました。チェキを撮るために、ラストシングルは80枚も買いました。2022年の年末には、来年の6月29日に解散すると発表され、ライブ会場で大粒の涙を流しました。解散に向かって走り抜ける姿は皮肉にもカッコよくて、どんどん好きになっていきました。
そして迎えた解散ライブ。場所は結成当初からの目標だった東京ドーム。私にとっても人生で初めての東京ドームでした。80人キャパのライブハウスから活動を始めた彼女達がたどり着いた夢の舞台で、私は担当とお別れしました。人生で1番泣きました。この曲を聴くのも、このコールをするのも、これで終わり。悲しくて寂しくて仕方ないし、今でも映像を観ると涙が溢れてしまうけど、でも後悔はありません。私の担当も言っていました。解散は寂しいけどこれまで歩んできた日々になんの後悔もない、と。自分の気持ちに蓋をせず、真正面から向き合いあえて傷つくことで、その痛みはゆっくり消えていくんだなと知りました。無理やり目を背け続けると、定期的にかさぶたを剥がされてしまって、いつまでたっても傷は癒えないんだなと。最後まで応援しきることができて本当に良かったです。私がそうできたのは間違いなく、彼女がみせてくれた生き様のおかげです。本当にありがとう。
今も個々で活躍している姿に力をもらっています。陰ながらにはなりますが、ずっと応援しています。
 
えーっと、思ったより長くなってしまって自分でも驚いています。だいぶかいつまんだつもりですが。
しかも4人目、今の担当にはとんでもないクソデカ感情を抱えているので正直こんなの比じゃない分量になってしまいそうです。
 
 
 
よし、決めました。現担当への想いは別のブログにします。なので一旦ここで終わりにします!(え?)
その辺にいるオタクの乱雑なオタク遍歴をお読みいただいたあなた。ありがとうございました。もし続きが上がったら読んでくれると幸いです。なんせ個人的本編はそちらですので(笑)
最後に3人の担当へ、私の人生に彩りを与えてくれてありがとうございます。あなたたちとの出会いに本当に感謝しています。たくさんの人を幸せにしているあなたたちの幸せを心から願っています。

ROOOTSはNEWSの道しるべ

 

ROOOTSめちゃめちゃかっこいい!!!

 

加藤シゲアキの書いたサビ天才すぎる!!!

 

ROOOTSを聴いてからもういろんな想いが溢れすぎて、自分から湧き出る言葉に溺れそうになってしまったので、ブログに書き起こそう!となりブログ始めました(笑)

 

 

ROOOTSの加藤シゲアキ作詞パートやばくないですか???

 

いやもちろん全部いいんですけど、なんせ私は加藤担なのでどうしても加藤シゲアキ作詞パートにクソデカ重感情を抱いてしまうんですよ。

私は元担がどこかへ行ってしまった出戻りオタクなので、何年も前から加藤さんを推してたわけではなく、そんな私が加藤さんのことやNEWSのことを語っていいのか…という思いはあります。

 

 

 

 

でも溢れて止まらないし!!!

 

ということで、加藤担歴激浅の私による加藤シゲアキ作詞パートの超個人的解釈&感想です。コヤマスパートも最高にかっこいいんですが、一旦加藤さん作詞パートのみとしておきます。

 

 

Rooots!!! Gonna “super N”

こんなにもかっこいいサビの幕開けがあるでしょうか。

Roootsのoも!!!も3つずつ。20年で辿り着いた3人というNEWSの形をこれでもかと誇示しているようで。これだけでもう泣けますよね。

GonnaってGoing toってことで、つまりは確定未来って訳ですよね?もうsuper Nになることは確定してて、まあ言葉数の問題かもしれませんが、going toよりカジュアルなgonnaにしたことで、俺らsuper Nになるつもりだから、みたいな軽々と言ってるニュアンスに聴こえて、もうめちゃくちゃかっこいい!!!

super Nも、四部作を完結させて音楽がありEXPOがあって20周年を迎えたけど、21年目からさらに今までのNEWSを超えていくっていう宣言に聴こえて、どこまでもついていきます!ついていかせてくださいっ!の気持ちになります。

 

1行目ですでに致死量のかっこいいを浴びて死にかけですが?

 

Dude! don't look back in past

最初聴いた時はDudeの意味をあまり分かってなかったので、Dude=NEWSファンのことだと思って、過去を振り返らず今の俺らをみて!っていう先導だと解釈しておりました。

でもどうやらDudeは男性を呼びかけるスラングだそうで。そうするとここでのDude=NEWS3人、もしくは加藤さん呼びかけの小山さん増田さんのことかな?ととれるようになって、過去を振り返ってる暇なんてないだろ?今を、未来を見ようぜっていう宣誓ともとれるなあと。

周年ソングなのに過去を振り返らない姿勢も、ドキュメンタリーでも未来の歌にしたい、ずっと歌える歌にって言って常に未来をみているのも加藤シゲアキすぎて。

後から噛み締めて涙出るタイプの歌詞でした。

 

(ここから超拡大解釈入ります)「3人になった時に「俺、嘘つきになっちゃったな」って。その悔しさは今もずっとある。」と語っていた加藤さんを思い出して、ライブの場でも意図的に未来の話をするのを避けてるように見える加藤さんの姿がよぎって。

俺はもう嘘はつきたくないから。」と話していた加藤さんが、過去を振り返らないという形で未来を示唆してくれたことがすごく嬉しかった。嬉しいとか幸せとかありきたりな言葉でしか伝えられないのがすごくもどかしいくらい。

しかも加藤さんが思い描いてくれている未来にファンがいて、ファンの人の笑顔のためにって想ってくれているの、根がアイドルすぎる。こんなかっこいい宣誓ないよ。

人生、何があるかわからないから、どうしてもするなら口約束じゃなくて書面で契約した方がいいと思うんだよね(笑)」と話していた加藤さんからの契約書だと思ってしまったよROOOTSのこと。この先折に触れてROOOTS差し出しますからね?

NEWSまだまだかっこよくなります契約交わしちゃってますから。

 

Way to the TOPDOGS Wowowow

TOPDOGというスラングも調べるまで存じ上げなかったんですが、勝ち犬勝者という意味があるそうで。

小山さんパートの「誰も奪えねえぞ 俺らの頂上へ 共に行くぞ」の歌詞と重なって、示し合わせたわけでは無さそうなのに同じことを歌って、同じ方向を向いてるのがわかって鳥肌モノでした。ドキュメンタリーの中でNEWSに寄せたって加藤さんが言ってたけど、詳細に言葉を交わさずとも2人がどう思ってるのかが分かってるんだなと。

改めてメンバーへの解像度の高さにひれ伏してしまいました。

TOPDOGSになるまでの道のりをみせてやるから!みててね!っていうこれも宣誓でやっぱり契約書かなあと。「俺が過去を振り返って何かを言うよりも、走り続ける姿を見せることがすべてだと思うんだよね。」と語る加藤さんの走り続ける先にTOPDOGがあるわけですよ。

そんなのついて行くに決まってます。最高かよ!

 

NEWS!!! get a HYPER DREAM

 

こんなの東京ドームで聴いたら私の足元に水たまりができてしまいます。

 

ドキュメンタリーを見た感じ、この曲は東京ドームが決まった後に作られたと思うんですが、東京ドームだけじゃ終わらない、もっとすごい夢掴んでいくんだってことですよね。

かっけえ。素直にかっけえ。

アイドル20年選手でまだまだ上を目指しているその向上心に惚れ直しました。HYPER DREAMを掴むNEWS楽しみにしてます。

 

脳味噌震わせ

歌詞だけをパッと見た時にサビの前半で真っ先に目を引いたのがこの部分でした。ほとんど英語の中で急に飛び込んでくる日本語のチョイスがめちゃめちゃ小説家だなと。耳だけでなく目でも楽しめるの、ハイパーマルチクリエイター加藤シゲアキだからこそなせる技だなと。恐れ入りました。

で、前後の文脈から脳味噌を震わせるのは誰なんだろうと考えまして。

もし加藤さん及びNEWSの3人が主語だとしたら、「俺が過去を〜」発言に続く形で「妥協しないなんて当たり前、もう一段階無理して汗かいてこそ人を楽しませられるし、自分も楽しめる。」と語っていた加藤さんと重なりまくるなと。

どこまで誠実で真っ直ぐで努力家なんだ

と雑誌のインタビューを読みながら思っていたことを、この歌詞でも思いました。

脳味噌を震わせるのがNEWSサイドならこういう解釈になるし、もし震わせるのが私達ファンなら、NEWSの音楽で脳味噌震わせてやるよ!ついてこい!ってメッセージともとれるなあと。

前者かな?とは思っているんですがこればっかりは分からない。もしかしたらどちらも当てはまらないもっと違う意味で書いてるかもしれない。非常に趣があっていいですね。味わい深い。

 

Let it all hang out

そのまま訳すとさらけ出す、率直に話す、好きなことをする、のような意味になるこの歌詞。どう受け取るのか悩ましく思ったところでもあります。

私の解釈は、全部さらけ出してこれからも好きにやっていくぜ!(そのままかい)

Dude~のところからやっぱり主語はずっとNEWSなのかな、と考えておりますので、TOPDOGSになるための一つ目の誓いのように聴こえて、かっこええ~となりました。(どなたか私にかっこいい以外の語彙をください)

加藤さんが増田さん小山さんに呼び掛けているようにも聴こえて、むしろそうだったら嬉しいな~なんて想いを馳せながら、どうしてこんなかっこいい曲なのに目元がじんわりしてしかたないんだろう…と考え込んでおります。

私の細胞が涙を分泌しようとしてくるからです。細胞の反応に抗うことは出来ないのです。

 

Yeahhh! break it down

もう暴れようぜ!

みんなで!

いえーい!

こっからギア上げていくぜ!

ついてこい!!!

 

 

すみません言語化をあきらめました。もはや解釈でもなくただの自分の拡大解釈の後の感想です。次からまたちゃんと書いてますので…

 

ここまでで約3,000字あるんですが長すぎませんか?書いてるの私ですけど。

サビ前半ブロックだけでこんなに解釈&感想が溢れて止まらないんです。Xとかで感想ポストされてる方、私に要約力をください。ただ長いだけであんまり伝わってる感じがしません。

でもいいんです!自己満なので!

後半ブロック行きましょ!

 

NANANA

We are Invincible

NANANAの増田さんの声柔らかすぎません???

ガン攻め曲なのにここであんなにも優しい歌い方をするなんて表現力が幅広すぎて。

加藤さんからそういうリクエストがあったかはわかりませんが、いい意味で裏切られたような、アクセントが効いていてとても好きでした。

NAが3つなのもやっぱり意図的かと思うと、加藤さん及びNEWSが3という数字にとてもこだわっているんだなとしみじみ感じます。NEWSが辿り着いた形ですもんね。

そしてその後ですよ。

 

俺らは無敵

 

かっこいいいい!!!無敵だって!!!

俺ら3人無敵だから!ですってよ!

小山慶一郎がいて増田貴久がいて加藤シゲアキがいるNEWS、確かに無敵だ。20年いろんな壁を乗り超えてきたからこその説得力。

Invincibleは無敵を指す英単語の中でも「最も一般的な表現であり、どんな攻撃にも耐え、打ち負かすことができない強さを持つ人や物を指す単語」だそうです。かっこよすぎる。まんまNEWSですやん。これからNEWSってどんなグループなの?と聞かれたら、They are Invincibleって答えますね。

NEWSがこの3人でいてくれたら、この先何があっても大丈夫。そうここで確信できました。

 

NANANA

絡みつく音色

絡みつくとは、これまた風味豊かな言葉選びをされますね加藤大先生は。

ここでの絡みつく、私は『音色同士が絡みつく』というよりは、『音色がNEWSに絡みつく』と勝手に解釈しました。今のNEWSが歌うことを、踊ることを、音楽を心から楽しんでいるように見えているので。

四部作を終え、音楽・NEWS EXPOとさらに音楽の幅を広げてきたNEWSが、そこで味方につけたあらゆる音楽を身にまとっているかのような。ステージ上のNEWSは今、3人で創る音楽をとても楽しんでいるように見えて、勝手に嬉しく思っているこちらとしましては、NEWSも同じような感触を味わっていたらいいなあなんて思っています。

 

はあ…かっこいい…もうなに?どこまで私を狂わせたら気が済むんですか?

瀕死ですよもう…これほんとにドームでやるんですよね?生きて帰ってこれますか私。

 

根こそぎ断つ(Fake)

 

うぎゃぁぁぁぁぁああああああああ

 

すみませんわたくしめの断末魔が響いてしまいました。ここまで耐えてきましたが無理でした。だってかっこよすぎません?Roots=根とかけていることもそうですし、Fake=偽物・贋作・ごまかしなどなど全て断ってくれるんですって。

あまり曲を聴きながら考えたくはないですが、事務所問題で揺れ動いている中でこの詞を書く勇気というか覚悟というか度胸というか、そういうことをどうしても思わずにはいられないんですよね。でもどんな言葉を並べたとしても不完全で、そもそも3人の胸の内を推し量ることすら出来なくて。勝手にもどかしく感じてしまったりもするんですが、そういう気持ちも全て含めて根こそぎ断ってくれた感覚になって、ああ私はこの人たちの言葉を信じてついていけばいいんだと再確認しました。ここで。

いやほんとにカッコよすぎる。アイドルのカッコよさを超えてますよ完全に。パンクバンドかなと錯覚しました。

 

Voicing, Face&Soul(Eyyy)

 

魂!ここにもちゃんと小山さんの要素が詰まってますね〜小山さんが魂みたいなことをテーマにしたいと言っていたのを踏まえての歌詞だと思うんですが。このフレーズは𝐵𝐼𝐺𝐿𝑂𝑉𝐸コヤシゲの気持ちでいっぱいになりました。

TOPDOGSの部分のように図らずも通じあっている部分もあれば、ここのようにバチッと合わせてくる部分もあるの、奇跡のバランスですよね。もう加藤さんからの愛情ですよね。わかりやすい言葉にしなくても伝わります、というか勝手に感じちゃってます。

Eyyyもこれまたスラングだそうで、喜び・励まし・嬉しさといったニュアンス。当然ながら私このスラングも初めて聞いたんですけど、ほんとにyが3つなんですね。ROOOTSのように勝手に足したわけではなく、ここで元から存在する単語を持ってくるその知識量にひれ伏しております。

 

えも言われぬ

この言葉を私が使うのと加藤さんが使うのとでは重みが全然違うと思っています。言葉では言いようもないということを、小説家でもある加藤さんが使うということは、ほんとに言葉にできないんだろうなあと。私が使ったら言語化をあきらめているだけですから。

ROOOTSは曲調も相まってロックでパンクな曲に聴こえますが、ところどころ『脳味噌』や『えも言われぬ』のような耳に残る日本語が使われいるのがお洒落だな~と感じますね。人情心中みがあってとても加藤さんらしい。(と勝手に思っています)

 

不屈の Body Rock 'n' Roooll !!!

最後までカッコよすぎる。ロックでした。完全に。しかも不屈の。

不屈っていうのはこれまでのNEWSを見ていたらよくわかる。壁もたくさんあったと思いますし、今もまさに新たな壁に立ち向かっている最中だと思います。そんな中で俺らのロックンロールは不屈だと言い放ってくれたその覚悟。

 

NEWSってほんとにカッコよくて無敵で最強のアイドルですね!!!

 

サビの歌詞を書いたのが加藤シゲアキでよかったと心から思います。サビを加藤さんに任せてくれた小山さん増田さん関係者の皆さん本当にありがとうございます。サビを引き受けてくれた加藤さんもありがとうございます。好きです。

 

 

さあ!サビがようやく終わったのでDメロ行きましょうか!!!

ちょっともう目が限界かもしれませんが私の指が止まりません。助けて。

 

Déraciné 炸裂するFANTASIA

これぞ…これぞシゲシゲしい……

曲調・言葉選び・歌声すべてが合わさってこのシゲシゲしいパートは完成される……

好き……自分のファンのためにDメロ増やしてくれた裏話込みで好き………

Roots=根の対比で根無し草を持ってくる加藤さん流石が過ぎます。地中に根を張らない浮き草。FANTASIAと通ずるところもある気がして、あと何回ひれ伏さなければならないのでしょう加藤さんの発想力に。

FANTASIA=自由な形式の音楽作品。ドキュメンタリーの言葉を聞いた感じ、好き勝手自由にやっていくというよりは、しがらみ的なものに縛られないというようなイメージを持ちました。既成概念をぶち壊すような。あまりうまく言葉にできずにもどかしいですが、NEWSの音楽作品はこれからも自由に炸裂させてくれるってことでしょう!

 

Progress 爆ぜる革命の彼方

Progressはいい方向への進歩というニュアンスだと認識していますので、ここからもNEWSの行く先の明るさが示唆されているように感じました。とことん未来の歌なんだなというのがひしひしと伝わってきて、もう満腹ってくらいです。

そして爆ぜるとはまた面白い言葉選びですね加藤さん!20年の熟成がはじけてまたさらに新しい革命を起こしていく21年目へと突入していくんですよね!

もうほんっとうにかっこいい!!!

NEWSはもっともっと大きくなっていくなと確信しました。全部の言葉から未来への覚悟がうかがえることで胸がいっぱいです。

東京ドーム生きて帰ってこれるでしょうか。心臓を強くたたいてから聴きたいのでどのタイミングで歌うかだけ教えてもらえないですかね?涙でおぼれて息できなくなりそうな未来が見えます。助けてください。

 

幻想的かつ Overwhelming

幻想的かつ圧倒的。

まさしくNEWSのことですやん!!!

NEWSはやっぱりアイドルですから、幻想的というかどこか現実離れしている感覚は確かにあって。根無し草のイメージと通じるというか。私にとっても夢を見せてくれる存在ですからもうまさしく幻想的とは言いえて妙なんですよ。

かつアイドルという枠でくくってしまうにはもったいないくらい圧倒的なんですよね。その全てが。ライブもやっぱり他とアイドルとは一線を画しているように見受けられますし。圧倒的な存在になっていくぞという宣誓にも聴こえて、酔いしれてしまいます。

こんなに端的に自分たちのことを表現できるなんて、その客観性と言語化能力の高さに脱帽しています。

NEWSに加藤シゲアキがいてくれて本当に良かった。

これを自分のファンのために書いてくれたなんて、加藤さんのファンで幸せです。もっとカッコよくなっちゃうんですよね?最高かよ!

 

永遠に露草のセレナーデ

増田貴久にセレナーデを歌わせたい加藤シゲアキ、あまりにも解釈が一致していて良い。

めっちゃわかる。あの優しい声でセレナーデってささやかれたい。露草の花言葉がセレナーデで良かったです。ありがとうございます。

てか花言葉使う加藤シゲアキ良すぎ。愛の男加藤シゲアキだもんな。これは必然だ。

 

露草の花びらが3枚で花言葉がセレナーデで20周年の記念ソングで使われることはもう決まっていたことなんだ。

 

絶対そう。すべてが完璧。

一生聴いていたい加藤シゲアキのセレナーデ。

増田貴久と小山慶一郎とずっと一緒に歌っていてほしい。

 

はあ、好き。全部好き。露草は1日でしぼんじゃうから永遠にっていれてくれたのも好き。パッって1日だけ咲くのもかっこいいけどNEWSのカッコよさはそれ以上に、その輝きが失われず進化していくことだと思うから、もうほんとにまさに『永遠に露草のセレナーデ』なんだよな。完璧です。ありがとうございました。

その言葉が聴けて幸せです。

 

“This is NEWS BRAND”

▲☆×◎♯£○▼※△☆▲※◎★●!?

 

ごめんなさい。カッコよすぎて言葉になりませんでした。初めて聴いたときここで記憶飛びました。

加藤シゲアキのセリフの前にはオタクは皆無力なのです。

抱えきれないほどもらったはずの幸せも全部吹き飛ばされるほどの破壊力でした。加藤さん、あなたのセリフの破壊力はとんでもないこと自覚されてますか?しかもThis is NEWS BRANDってそんな…どれだけ狂わせるおつもりですか?

これおわりでもう一回サビが来るなんて殺傷能力がカンストしてますって。しかもセリフは俺が言うよってそんな言葉までドキュメンタリーで聞けて。

もうほんとにほんとにほんとに幸せです。

カッコいいです。大好き。ありがとうございます。これがNEWSなんですね。

NEWS BRANDなんですね。東京ドーム楽しみですもうほんとに。

 

 

はい!終盤はもうめちゃくちゃな感想になってしまいましたが終わりました!

自己満で稚拙な文でしたが書き上げるとなんだか達成感あるんですね!

感想を書けば書くほどROOOTSへの想いも加藤さんへの想いも膨らんで、もっと好きになってしまいました。

 

改めてROOOTSを生み出してくれたNEWSに大きな感謝を伝えたいです。ありがとうございました。

そしているかどうかわかりませんが、ここまで読んでくれたあなた。本当にありがとうございました。東京ドームで共に叫び、涙を流しましょう!

 

なれのはての感想も書いてみたいなあなんて思っているので、その時までにまた語彙力を磨いておこうと思います。

 

加藤シゲアキ大好き。自慢の担当だ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

めっちゃ終わった感出しといてまだあるんかい!って感じですがここからは感想を超えた個人的な話を備忘録的に書き留めておくだけなので、正真正銘自己満パートに入ってしまいます。ご了承ください。

 

冒頭にも少し書きましたが私はNEWSから離れていた時期があって、しかも以前の担当は加藤さんではないので、めっちゃシゲだ!とか言ってましたが加藤担歴は半年とかなんですよ。この辺のことは書き出したらほんとに終わらないのでまた別の機会にするとして、ここでは『Dude! don't look back in past』の歌詞を聴いたときに感じた想いをもっと詳しく書き残そうと思います。私がNEWSから離れていた時期とリンクする部分があって勝手に想いが溢れたんです。

 

2019年頃から2023年6月29日まで、私は別界隈でオタクをしていて、あるグループにぞっこんだったんです。この日付でピンときた方はたぶんお仲間ですので名乗り出てください(笑)

そのグループの曲で、すごく印象的で好きな歌詞がありまして。

繰り返す思い出は振り向かないようにした

それが正解なのかわからない

この歌詞もまた別のグループの『繰り返す思い出は 振り向かずに駆け抜けてきた』という歌詞のオマージュでもあり、両グループにとってとても大切な曲で。だからこそ思い出や過去といったもののとらえ方は、個人的に考える機会が多かったんです。

改まって思い出したり振り返ったりしなくても、過去は自分の中にきちんと堆積されている。だから前を見て走り抜けるだけ。正解かどうかはわからないけど、そうやって駆け抜けた人達を見てきて、憧れに近い感情を抱いていました。

今回『Dude! don't look back in past』のフレーズを聴いたときに、加藤さんも近い考えを持っているのかもしれないなと思ったんですね勝手に。そうだとしたらこんなに嬉しいことはないんですけど。

さらにですね、そのグループの私の担当がとことん嘘がつけない人で。グループに加入した理由も、もう自分に嘘はつきたくないからだったんです。それまで王道アイドルグループに所属していて、でもここは自分の居場所じゃないと思ってオーディションを受けて、自分にもファンにも嘘がつけずにまっすぐな彼女の姿を、今の加藤さんに勝手に重ねてしまうんです。アイドルなんて虚像かもしれないけど、誠実にまっすぐ向き合ってくれるところがなんだか似てるなって思うんです。(あとスパイスカレーとカメラが好きなところも同じなんですよね。)

似てるから好きになったわけではないんですよ、好きになった人がたまたま似てただけなんです。でもそれってなんかめっちゃ良くない?って思うんですよね。だからそう、まあ嬉しかったってことです。こんな気持ちでROOOTSを聴くことになるとは思わなかったなあって。

そして、おそらくROOOTSが聴けるであろう場所、東京ドームでそのグループは解散しました。結成当初から目標としていた場所で、一番カッコいい姿で最後を迎えました。

あなたと出会えた奇跡のギフト

鞄の中にしまって 旅立とう ありがとう

こう歌い残して。

EXPOツアー名古屋のお昼公演での加藤さんの挨拶とまた重ねてしまいました。出会えたことが奇跡だと言ってくれた加藤さんの姿とこの歌を歌っていた担当の姿を。

 

あともう1つだけ。解散ライブの最後の挨拶でも、ほかの場面でも私の担当は『あなたさん』って言葉を使うんです。みなさんではなく、あなた。加藤さんからもよく聞くなと思うんです。月蝕心中や人情心中でも使われているように。

ファンとの関係を常に1対1でとらえてくれて、それが伝わる言葉選びをしてくれるところが大好きなんです。

 

なんか内容がどんどんそれてしまいましたが、私は根っから加藤さんに惹かれてしまったということです。その理由がROOOTSにあらわれているなということです。

一番カッコいい状態で終わる、その美しさを前の担当に見せてもらいました。本当は続けていくことのカッコよさを見せてほしかったけど。そのカッコよさを見せてくれるのはNEWS及び加藤さんなんじゃないかなと信じています。いつかまた前の担当のことも含めて加藤さんへの想いも書きたいですね。(お察しの通り私は自分語りが大好きです。)

 

ここまでお付き合いいただいてありがとうございます。約1万字、誰かに語りかけるように書き起こせるのでブログって私に合ってるのかもなと思い始めました。でもきっと加藤さんを好きになっていなかったらこんなことしてなかったと思うので、この出会いに感謝しかないです。

EXPOツアーで『一生シゲ推し』といううちわを振りまくりましたので、ドームでも振りまくりますので、いつまでもこのうちわ振らせてください。

加藤さんを、NEWSをずっと応援していきます。